子どもの糖質漬けな食事に唖然としたお話
- 糖質制限
インフルエンザがすごい勢いで流行っているみたいですね。
東京では、学級閉鎖ならぬ “企業閉鎖” が起こっているとニュースでやってましたし、実際に知人の勤める会社では、数店舗が休業に追いやられてるそうです。
感染の拡大理由ですが、症状が出てるのに人の多い所に出ていくアンポンタンが多いからじゃないですかね。
他人に感染させるかもとか考えないんでしょうか。
いや、考えないから出るんでしょうけど。
これも何度か書いてますが、知人の勤める会社、38度の熱があっても出勤しなきゃいけないそうです。
周囲で聞いてると、未だにこんな会社が多いことに愕然とします。
熱があっても出勤しろ、その結果、感染を拡大することになるなんて、これっぽっちも考えない。
そんな会社の経営者は、人類の敵として強制収容所を作って放り込めばいいと思う、あらてつです。
こんな馬鹿がいるからパンデミックが起こるんですよ。
で。
愕然とした話ついでに、唖然とした話を。
ここ何回かの記事で、現代人の食事がほとんど糖質になっているなんて話を書きました。
そんなことないわ〜と反論してきた知人女性に、朝から何食った?と全部書かせたら、それを見て目が点になってました。
「糖質しか食べてへん」
って(笑)
今日は、これが子どもになったら、さらに酷いんじゃないかと言うお話です。
以前に書いたような気がするのですが、若かりし頃、学童保育所で働いていたことがありました。
勤め出した当初、びっくりしたのが「おやつ」の時間です。
というのも、親が「おやつ」の類を買い与えて食べさせるなんてことのない環境で育ったので、私にはおやつを食べる習慣ってのが無かったんですね。
なので、小学生がムシャムシャおやつを食べる、ましてや大人がおやつを与えている光景が衝撃で、結局、最後の最後まで、この「おやつ」には馴染めませんでした。
私の勤めていた学童保育所、1年生~6年生までが対象で、低学年と高学年に分かれていろんな活動しておりました。
1年生~3年生は、毎日3時に指導員がおやつを準備して食べさせるわけですが、チョコレートやらラムネやら飴やら、砂糖のカタマリと言っても過言ではないお菓子と、トウモロコシやジャガイモでできた、いわゆるスナック菓子ばかりを出すわけですよ。
もちろん、子どもたちはこんなおやつが好きですから、出されりゃ喜んで食べるのですが、これが高学年になると、決まったおやつの時間以外に、自分たちがお小遣いで買って学童保育所に持ってきたお菓子を、のべつまくなし食べてます。
これ以外に、清涼飲料水もぐびぐび飲みます。
親が共働きで帰って来るのが遅いので、晩御飯も遅くなります。
なので、お腹が空くのは分かるのですが、食べているのが殆ど糖質というのは如何なものか。
このおやつだけでなく、家での食事内容も、朝は菓子パンとジュース、夜はカレーやチャーハンといった、正に炭水化物オンリーのメニューです。
ここまでくると、“日々是糖質”と言っても過言ではないですね。
現代人は、総摂取カロリーの80パーセント近くが炭水化物になっていると以前に書いたことありますが、この子どもたちの場合、口にするものの9割が炭水化物(糖質)ではないでしょうか。
しかも、精製された炭水化物(糖質)ばかりですから、吸収が良いですし一気に血糖値を上げてしまいます。
この十年で、小児糖尿病、それも2型が激増してます。
膵臓が未発達の幼少期に、朝から晩まで一日中インスリン出っ放しの食生活では、、膵臓が疲弊しない方がオカシイですよね。
小児糖尿病の増加も、さもありなんと思います。
ですが、糖質が血糖値を上げてしまうとか、膵臓に負担を掛けるなんて、糖質制限に興味を持たない限り誰も教えてくれません。
「食育」とか言いながら、山盛り糖質食わせてますからね(笑)
大人になって糖質を食う食わないは個人の勝手ですが、子どもには保健の授業かなにかで、ちゃんと教えるべきじゃないのかなと思います。
これって文部科学省と厚生労働省の仕事なんでしょうけど、どっちにも望むべくもないですね。
あらゆる事を改ざんすることで、頭がいっぱいでしょうから。