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糖質制限はカロリー過多で日本食がヘルシーなんて大ウソ

  • 糖質制限

今朝の出勤時。
いつもは通勤の人の波が途切れないのですが、今日は、全然人が歩いてません。
それどころか、道路も車が走っておりません。
世間様は、今日からもう年末休みなんでしょうか。
なんか釈然としない、あらてつです。
早いとこは、先週末から休みのとこもあるんですね…。
で。
私ども糖質制限ドットコムは、本日で今年の業務を終了とさせて頂きます。
今年も1年ご愛顧頂きまして、心よりお礼申し上げます。
来年も皆様のお役に立てる商品開発・情報発信に努めますので、どうぞ宜しくお願い致します。
ここからは、本日の話題です。
昨晩、何気なしに見ていたテレビ番組で、
「今流行りの糖質制限は、肉や脂の摂取量が増えるからカロリー過多になる」
と、とあるお医者さんが言ってました。
はぁ。
これって、根拠も数字も何もない、感情的糖質制限批判の代表です。
本人がそう思ってるだけなら別にいいですが、なんか違うんじゃないのと思ったので、本当にそうなのか数字を上げて解説してみますね。
一昔前
「ジャパニーズフーズはヘルシーね。」
なんて、お米を食べましょうキャンペーン的コマーシャルが流れてたの、覚えておられますでしょうか。
確かに、ご飯は、一膳150g で 252kcalしかありません。
よく
「パンよりお米の方がカロリーが低くてヘルシー」
なんて言いますが、確かにパンでしたら、食パン6枚切りの1枚分、60gで158kcal(糖質26.6g)、150g換算だと395kcalになりますから、同量で比べればパンの方がカロリーが高いです。
でもね。
カロリー計算で基準にされてる150gのご飯て、小さな茶碗一膳分しかないんですよ。
少食の方なら足りるかもですが、恐らく多くの方が、普段はもっと多くの量を食べておられたのではないでしょうか。
ここのところが落とし穴でして、ご飯ってなるほどカロリーはそんなに高くないけど、自分で思ってる以上に食べてしまってるんですよね。
ほら、味の濃いご飯がススムおかずがあったり、丼ぶりものなんかにした日には、モリモリワシワシかきこんで食べるでしょう?
これって、150gで済んでるわけないですよね。
こんな感じで、気づかないうちに結構な量を食べているなんて日常茶飯事です。
さらに加えて、
「お肉の方がカロリーが高い、ご飯のカロリーが少ないからヘルシー」
なんてのが頭に刷り込まれてますので、糖質が占めるカロリーの割合なんて少ないと思いこんで、気にせず食べてきた方が多いのではないでしょうか。
この話、具体的に数字を出すともっとわかりやすいと思います。
お茶碗一杯150gのご飯を、普通に2杯食べただけで、軽く500kcalを超えてしまいます。
カロリー制限ではもっての外の、「サーロインステーキ脂身つき150g」のカロリーが約501kcalですから、ほとんど変わりませんよね。
しかも、これに加えて、糖質を制限してこなかった食事の場合、これにおかずのカロリー、一般的には、根菜も使うし砂糖も使った糖質の多いおかずのカロリーが加わります。
こう考えると、いかに毎日、無意識に糖質から多くのカロリーを摂取してきたかということが、よくわかるかと思います。
なので、糖質制限に取り組んで糖質(ごはんやパンですね)を減らした場合、その分、しっかりおかずで補う必要が出てくるわけです。
どうでしょう、
「今流行りの糖質制限は、肉や脂の摂取量が増えるからカロリー過多になる」
が大ウソなのがお分かりになられましたでしょうか。
なんでも思い込みで話しちゃいけないし、医者が言ってるからといって、鵜呑みにしちゃいけないってことですね。
いい感じで落ちたので、本日はここまで(笑)
では、皆さん、良いお年をお迎えくださいませ。

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