ブログ

インフルエンザが低温乾燥で流行るってウソばっかりですのよってなお話。

  • あらてつ的雑感

今、周囲で風邪が流行っています。
今流行っているのが、喉や鼻の症状はそれほどでもないのですが、急に熱が上がってくるタイプの風邪で、どうも感染力が強いみたいで、職場のスタッフ、順繰りに発症しています。
かく言う私も、ご多分に漏れず見事にもらってしまい、昨日の夕方から熱発してしまいました。
回復までに1ヶ月掛かった副鼻腔炎の次は熱発。
次はナニをもらうんだろうと、ある意味楽しみなあらてつです。
けど、病気はもう要らないです…。
で。
これからの季節、もらう可能性が大いにあるのが、インフルエンザ。
一般的に、インフルエンザは気温が下がって来て乾燥すると流行ると言われています。
細かい数字は、検索してもらえれば出てくるんで省略しますが、まあどのサイトにも◯◯℃以下の低温と◯◯%以下の乾燥を好むと書かれています。
あいやまたれい。
低温と湿度が流行の条件?
だったらナゼ今年は9月にインフルエンザの感染が拡大した?
9月って、まだ充分以上に暑かったですよね…。
さらに、2005年、2006年、2007年と、3年連続夏の沖縄でインフルエンザが流行したことがあります。
もちろん、気温も湿度も冬の九州以北より遥かに高いです。
この3年間だけ、沖縄の夏の気温が10℃以下だったなんてことはありません。
日本国外でも、熱帯地方で年中インフルエンザが発生している地域があります。
熱帯ですから、亜熱帯の沖縄よりもさらに気温も湿度も高いです。
タイなんて雨季にインフルエンザが流行するそうです。
低温と乾燥がインフルエンザの流行の原因なら、沖縄や熱帯地方、しかも雨季にインフルエンザが流行する説明がつきません。
そもそも、インフルエンザウィルスは、カモなどの水鳥を宿主としたウィルスです。
乾燥したとこに住んでる水鳥、私は見たことありません。
宿主が湿気ったとこで生活してんのに、ウィルスだけ乾燥を好む?
それはありえへんでしょう。
ですが、先程も書いたように、どのサイトにも「インフルエンザ流行の原因は低温と乾燥」と書かれていて、中には論文まで紹介しているサイトもあります。
「インフルエンザ流行の原因は低温と乾燥」じゃないと、なんか都合が悪いんでしょうか?
高温多湿で流行ることを認めたくないとか?
理由は分かりませんけど…。

糖質制限の専門ショップ 糖質制限ドットコム