非常用グッズに必要な意外なもの
- 糖質制限
先週、ニュース番組を見ていて思ったのですが。
“貴乃花親方引退”
“貴乃花部屋消滅”
そこまでニュースにせにゃならん話なんか?
世界では、もっと重大なことが起こっとるやろ。
ニュース番組までワイドショー化。
もはやジャーナリスト魂のカケラもないなと思った、あらてつです。
まあ、元々そんなもん期待する方が間違ってますね…。
さて。
先週書いておりました、非常時の備えの件。
神戸の長田で阪神大震災に被災された方から聞いた話を思い出したので、皆さんの参考になればと。
その方曰く
「あらてつさん、被災して必要になるものって何だと思います?」
「水、ですか?」
「いや、靴なんですよ」
「え?」
「靴です。それも、底が丈夫な靴が絶対に必要です。」
「揺れが収まって自宅から脱出するにも、床にはいろんなものが散乱してて、裸足では危険です。防災グッズを手の届く範囲に準備して置くつもりなら、丈夫な靴を必ず中に入れてください。」
「あと、あらてつさんの仰る水は、比較的早い段階で配給や給水車が来ます。ですが、その場所までは歩いて行かなければなりません。
大地震のあとの道路は、あらゆるものが散乱しています。大小様々、しかも結構鋭利な瓦礫が散乱していて、ちょっとした山道よりもひどい状況です。
普通の靴でも危ないのに、裸足なんて歩けたもんじゃないです。」
とのことでした。
なるほどねぇ。
確かに、震災のあと、ある程度時間が経ってから神戸に行った時でも、瓦礫が片付けられずに散乱してる場所がありましたし、歩けたもんじゃなかったです。
更にこの方曰く、
「瓦礫の上を歩いていて、気付かずに先の尖ったものを踏み抜いて、足を大怪我する場合も多々あります。
なので、防災グッズの中に是非、底が丈夫で長距離を歩いても平気な靴を加えてみてください。
底と爪先に鉄板が入ったミリタリーブーツが理想ですが、登山靴、最近はトレッキングシューズって言うみたいですけど、それでも充分です。
トレッキングシューズだったら、おしゃれなのも販売してますし、ローカットタイプも出ています。
非常用に置いて置くには少々嵩張りますが、あっても絶対に後悔しませんので。」
震災時に「靴」は、盲点でした。
ですが、言われてみればその通りですよね。
靴がなきゃ、何もできませんから…。
経験した方のアドバイスって、やっぱり違うなとつくづく思いました、はい。