糖質制限して糖質食べんからって、そない簡単に筋肉は分解されません。
- 糖質制限
内閣改造で安倍仲良しこよし内閣成立。
日本終わった
と本気で思う、あらてつです。
本社をバルセロナに移そうか…。
暗澹たる気分ですが、今日の話題。
前回、
「最初に減るのは筋肉や水分です。」
の水分について説明しました。
今日は「筋肉が減る」について考察してみますね。
この方と同じ論調での糖質制限の批判に、
「糖質制限すると糖が足りなくなるから、筋肉を分解してエネルギーにするので筋肉量が落ちる」
なんてのがあります。
おいおい。
糖質制限して糖質食べんからって、そない簡単に筋肉は分解されません。
そもそも、筋肉ってタンパク質ですよね。
糖質制限では、世間一般に流布されているバランスのいい食事、糖質(炭水化物)60%、タンパク質20%、脂質20%よりも、筋肉の原料であるタンパク質の摂取量が多いですからねぇ。
この栄養士の方、自分でも肉の方がタンパク質多いって書いてます(笑)
それなのに、糖質制限よりも筋肉の素にならない糖質摂取量の多い食事の方が筋肉分解されないって、フツーに考えてオカシイじゃないですか。
またそもそもの話なんですが、栄養素が体内でエネルギーになる順番は、
1,アルコール
2,糖
3,脂肪
4,タンパク質
です。
なんでアルコールが一番なのか?
身体を構成する上で不必要なものから燃えるから。
筋肉って、人体を構成する上でとても重要な組織なんですよね。
筋肉ないと生命活動を維持できませんからね(笑)
そんな重要な組織を、飢餓にでも陥って体脂肪を使いきらない限り、そない簡単に分解してエネルギーにするわけがありません。
ちょっとやそっとのことで筋肉を分解してたら、ご先祖様は生存競争に生き残れず、人類は滅びていたでしょう。
因みに。
私が選手としてスポーツをしていた頃、普段の体重が57~58kgで、脂肪率7.7~10%でした。
そこから50kgまで、それこそ倒れるくらい練習して、最後の2週間はほぼ絶食状態になって減量してましたが、筋肉の分解など起こりませんでした。
ただ、激しい練習の後、血液検査をするとCPKやらクレアチニンの数値が上がってます。
上がってましたが、これは糖質が不足して筋肉を分解したからじゃなく、激しい練習で筋肉組織が破壊されたからです。
「筋肉が分解される!」って言ってる連中は、もしかしたらこの事を言ってるのではないかと思ったのですが、多分そこまで実験もしてないし考えもしてないでしょうね(笑)
<あともう一回つづく>