摂取糖質80%な日々
- 糖質制限食
毎年、夏至の日に
「今日は夏至ですね〜。」
なんて書いてたかと思うのですが。
今年は、もうじき夏至ですね〜と書いて、そのまま夏至が終わってました。
なんか、すごく損した気分になった、あらてつです。
年に一回しかないのに…。
だからなんだと言われたら、返す言葉がないので今日の話題。
6月13日の 「食事の80%が糖質になってますのよ、なんてお話。」
と
6月25日の 「ダブル炭水化物な日々」
で、現代人の食生活の実態を考察してみました。
何をどう見ても、脂肪の摂り過ぎというよりも、糖質の摂り過ぎになっていることは明らかかと思います。
ウソだと思ったら、今一度自分の周囲の人たちの食べているものを、よ〜く観察してみてください(笑)
ところが、巷では、医療関係者は言うに及ばず、ありとあらゆる人たちが、
「戦後、日本人の食生活は欧米化して高脂肪・高カロリーになった、だから糖尿病をはじめとする生活習慣病が増えた」
と、金科玉条のごとく口にします。
その一方で、厚生労働省がまとめた「国民栄養の現状」という資料には、
1980年から2008年まで、日本国民が摂取している栄養比率は、
炭水化物 約60%
脂質 約25%
たんぱく質 約15%
とあります。
ところが。
「日本人は脂肪の摂りすぎで、糖尿病をはじめとする生活習慣病が増えた!」と声高に主張する「医療関係者は言うに及ばず、ありとあらゆる人たち」が推奨する「バランスのいい栄養比率」は
炭水化物 60%
脂質 20%
たんぱく質 20%
だそうです。
なんかおかしくないですか?
現代人は脂肪の摂り過ぎなんですよね?
それで糖尿病をはじめとする生活習慣病が増えたんですよね?
けどこの二つ、ほとんど摂取比率変わりませんよね?
どういうことなんでしょう?
この厚生労働省のデータも、今回、春巻さんがコメントでご指摘されていたり、私の6月30日のブログ記事で書いたように、
「ほんまにこんな食生活してるやつおるんか?実際はもっと糖質漬けやぞ。」
っていうような内容ですからねぇ。
これ、今はもうページから消されてるんですが、
農林水産省の「食事バランスガイド」ホームページ中に、
「バランスよく食事をとるには?」
題して、「朝食の上手なとりかた」についての記述がありました。
2,ごはんとみそ汁だけの人
朝は、ごはんとみそ汁(主食と副菜)と香のものだけで簡単に済ませちゃうという人は、ごはんと相性の良い、納豆や生卵、干物などを一品加える だけで、栄養バランスがアップしますよ。
3,パンと目玉焼きだけの人
忙しいからと、パンと目玉焼き(主食と主菜)だけなんて人は、簡単なサラダや季節のくだものを加えることをおすすめです。
(農林水産省 望ましい食生活の実現に向けて~食生活指針と「食事バランスガイド」より転載)
読者の方も、糖質制限を実施するまでは、このような朝食ではありませんでしたか?
これなんか味噌汁や目玉焼き食べてるだけまだましで、私も私の周囲も、「お茶漬け」や「トーストにジャム」だけの朝食が殆んどでした。
農林水産省がこんなことをわざわざHPに書くということは、取りも直さず「ごはんとみそ汁だけの人」や「パンと目玉焼きだけの人」つまり、
「摂取エネルギーの殆んどが炭水化物になってる人がいかに多いか」
ということの、裏返し以外の何ものでもないと思うんですよ。
それなのに、何故だが「日本人は高脂肪・高カロリーになって糖尿病などの生活習慣病が増えた」に話が摩り替わっていて、医療業界が、相も変わらず「カロリー減らせ、脂肪を減らせ」となっているのは、な〜んかおかしいんじゃないかなと。
くどいようですが、自分とその周囲の食生活を3分見れば、それこそ何がおかしいか、気が付く思うのですが…。