甲状腺の病気で体重が増えてしまい、糖質制限で減量したけど、途中で体重が減らなくなりましたとご相談頂きました。
- ダイエット
とある交差点。
直進で進行すると、ほぼ100%に近い確率で赤信号に引っかかります。
この場合、前方の信号は当たり前ですが赤なので、右方向からは青信号になります。
なので、右方向からこの交差点に向かうと、信号に引っかからないハズなのですが、ナゼだかほぼ100%に近い確率で引っかかります。
これってたまたまなのか?と思い、試しに直進10回、右方向から10回、交差点に向かってみたところ…
どちらも100%の確率で赤信号でした(笑)
ここまで来ると、笑いしか出なかった、あらてつです。
これもマーフィーの法則ですかね…。
そんな不条理な話とは関係ないのですが。
読者のみーこさんから、 甲状腺の病気で体重が増えてしまい、糖質制限で減量したけど、途中で体重が減らなくなりましたとご相談頂きました。
『糖質制限1年3ヶ月です。
あらてつさん、こんにちわ
糖質制限を進めてる中でこっそり色々お世話になってます。
私は甲状腺の病気で数年で88キロまで増えてしまい、寛解したのを機に去年の3月からゆるく糖質制限を始めました。
最初はがつんと月に5キロ近く落ちてしまい、少しゆるくして月に2キロくらいづつ落として12月には70キロに落とせました。
今年に入って体重の変動があまりありません。
停滞期がまたきたのかと思い、気楽に月イチで麺類を食べに行ったり、アイスを食べに行ったりとあまり気にしてませんでした。
少し増えたら、いつもの食事にして68キロまでは落ちるのですが、そこからが減らないのです。
ネットで糖質の少ないパンを頼んでみたり、甘い物が欲しい時はアトキンスバーを買ってみたりと色々やってみたのですが、変化しなくなってしまいました。
なにかアドバイスを頂けたらと思い、質問してみました。
よろしくお願いします。
ちなみに運動はほとんどしてません。』
みーこさん、改めましてコメントありがとうございます。
本文でご紹介すると言っておきながら、すっかり遅くなって申し訳ございません。
甲状腺の病気になって体重が増えてしまったとのことですが、なんで体重が増えるのかご存知ない方も多いかと思いますので、その解説からいきますね。
そもそも甲状腺ってナニ?なんですが、喉仏の下にある内分泌器官で、甲状腺ホルモンを分泌します。
この甲状腺ホルモンは、新陳代謝を活発にするホルモンなのですが、甲状腺になんらかの異常が起こると、この甲状腺ホルモンが出すぎたり、足りなくなったりします。
出すぎると代謝が上がって食欲旺盛になったり、少なすぎると、今度は逆に代謝が下がるので、食べたものを消費出来ずに脂肪として溜め込んでしまうようになる、
らしいです。
以上、ここまで受け売りでしたm(_ _)m
で。
みーこさんの場合、寛解されて体重を落とそうと糖質制限に取り組まれ、88kg→68kgまで減量成功されましたが、ここからが減らないとのこと。
この先は、あくまで一般論としてお読み頂きたいのですが、ゆるい糖質制限でここまで体重が落ちたという事は、糖質制限がみーこさんに合っていたのではないかなと思います。
となりますと、これまた一般的に言いますと、ゆる~い糖質制限から、もう少しキビシイ(?)糖質制限にすれば、体重はさらに動いてくれる場合が多いです。
みーこさんが、どのような感じで糖質制限に取り組まれているのかが分かりませんが、例えば、夜だけ糖質を抜いておられるのであれば、昼も抜いてみるとか、1回の糖質量を40gにされているなら、30gにしてみて様子を見るとかはいかがでしょうか。
糖質を減らしながら、体調と体重の減り具合を見て、問題なければ1回の食事の糖質量を20gにしてみるのも、一つの手ですね。
1回の摂取量が40gで痩せた方が、20gにしてさらに痩せなかった例を、私は見たことがありませんので(笑)
ただ、みーこさんの体調などいろいろと医師でないと判断しちゃいけないこともありますので、このあたりは、主治医の先生に一度ご相談頂ければと思います。
あと、代謝が下がってしまっているなら、運動もいいのでは?と思うのですが、甲状腺の病気で、寛解したしたとは言え運動して良いものか私には分かりませんので、こちらも主治医の先生にご相談頂いて、問題なければ取り組んでみてもいいかもです。
う〜ん、なんかスッキリしないご回答になってしまいましたが、参考になりましたでしょうか…。