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ラカントは糖質制限OKですけど炭水化物ですよってお話

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毎日新聞の電子版に

「2017年の訪日外国人旅行者数が前年比19.3%増の約2869万人となり、5年連続で過去最高を更新した。韓国や中国などアジアを中心に旅行者が増えたことが要因だ。政府は東京五輪・パラリンピックが開かれる20年に訪日客を4000万人に増やす目標を掲げているが、目標達成にはアジアに比べて少ない欧米からの訪日客をいかに増やすかが課題となりそうだ。 」

なんて記事が出てました。

その内訳は

東アジア 74.2%、
東南アジア+インド 10.6%
欧米豪 11.3%

だそうです。

つーことは、外国人旅行者の4/5がアジア圏で、欧米からは1/10 程度なんですよね。

ですがテレビのニュースやその他の番組で

“訪日外国人旅行者数過去最高!”

なんてときに映るのは、欧米からの観光客ばかり。

「日本は欧米からの観光客が多いですよ」

とアピールしたいんですかね?

それって、アジアの方々を下に見てる以外の何物でもないと思う、あらてつです。

現実に目を背けてファンタジーの世界に浸るのは、日本人の得意技ですね。

まあ。

そんな話は置いといて。

昨日の記事で、

「カロリーゼロと糖質に絡んで、ラカントSについてのご質問も頂きます。」

と書きました。

有り体に云うと、質問じゃなくてクレーム(?)が多いんですが(笑)

どんな内容かと言いますと

「アンタとこで買ったラカント、成分見たら炭水化物が99.8%と書いてあるやないか。糖質制限食では、炭水化物アカンのちゃうんか!どないなっとんねん!」

こんな感じ(笑)

標準語でも同じような内容で頂きます。

これの答えは、2つあります。

まず1つ目は、昨日書いたコチラ。

『結論から言うと、カロリーゼロと糖質ゼロと表記してあるものでしたら、糖質制限に使って頂いて大丈夫です。
その理由を簡単に説明しますね。
まず、カロリーがゼロということは、エネルギーにならないということです。
何故エネルギーにならないかと言えば、食べても吸収されないか、吸収されても代謝されずに身体の外に出ていくからです。
なので、カロリーゼロと書いてあれば、糖質制限OK食材となります。』

けど、これでも分からないと仰る方がいたので、その2。

例えば、私ども糖質制限ドットコムで扱っていない、例えば味の素さんのパルスイートカロリーゼロなどの、所謂ゼロカロリー甘味料についても、こちらはクレームじゃなくて使っていいのでしょうか?と、まっとうなご質問を頂くことも多々あります。

これまた例えば、ラカントSの成分表には、
100g中
熱量    0kcal
炭水化物 99.8g
糖質    99.8g

と書いてありますし、パルスイートカロリーゼロの成分表は、

3.0g(小さじ1杯)の標準栄養成分
エネルギー 0kcal
糖質 3.0g

となっています。

確かに、炭水化物も糖質も、糖質制限じゃ食べちゃダメ食材です。

じゃあなんでこれらの甘味料を糖質制限で使っていいの?なんですが、ラカントSもパルスイートカロリーゼロも、主原料がエリスリトールと呼ばれる糖で、エリスリトールは分類上「糖質」になります。

エリスリトールは、食べて吸収されても体内で栄養として使われずに、殆どが身体の外に排出されます。

「栄養として使われない=カロリーにならない」ので、カロリーゼロ甘味料の主原料になっています。

このエリスリトールに、各社、羅漢果エキスやアスパルテームなど、これまたカロリーにならない甘味料を足して、ゼロカロリー甘味料を作っている訳ですね。

なので、例え成分表の炭水化物が100g中100gだったとしても、「カロリーゼロ」と表記されていれば、吸収されないか吸収されても体内で使われないので、糖質制限中でも使えることになります。

かなり簡単にまとめてみましたが、如何でしょうか?

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