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オチなくなってしまいました…。

  • 糖尿病

先日、ニュース番組で
「今年の冬のボーナスは3年ぶりに支給額と対象者が増加すると言われている。」
なんてやってました。
景気が回復していると。
これって、アホノミクス始まってからずっと言われてますよね。
ホンマに回復してんなら税収上がってるハズで、そしたら消費税の増税なんていらんやろと思う、あらてつです。
この国はどうなるんでしょうね…。
のっけから暗い話題ですが、気分を変えて本日のブログ。
ここ数回続いている「運動と糖質と糖尿病」
書いてるうちに着地点を見失ってしまったので、ちょっと整理します。
話の始まりが、読者のゆかりさんから頂いたコメント
『昨日、ボンビーガールという番組を見ていたのですが、女子水球部の選手たちの恐ろしい食事に身もだえしてしてしまいました。
大量の炭水化物を3食大量摂取していました。
水中での激しい運動のためには必要なのだそうです。
若さと運動量で引き締まった体をしていました。
でも、体の中でどんな戦い(糖質VSインシュリン、血管吸収?)が行われているのやら。
選手をやめた後のことを想像すると何だか怖いです。』

で、運動してるからと言ってこんな食事しとってホンマに大丈夫か?からでした。
で、アントニオ猪木さんや他の元スポーツ選手にもけっこう糖尿病が多い、
「運動が糖尿病の予防に良い」
は本当なんだろうか?と考察してみた訳です。
これで整理出来ました(笑)
では、続きに行きます。
この「運動が糖尿病に良い」の話にもれなく付いてくるのが、
「昔の人に糖尿病が少なかったのは、日常生活での運動量が現代人と比べ多かったから。」
なんですが、これも正直どうなんでしょうね。
『昔の人は、それこそ学校行くのに何キロも歩いたり、家事も電化製品なんてなかったんで、現代に比べるとはるかに重労働、つまり、日常生活が運動だった』
という説明がなされます。
じゃあなんで運動が良いのかの根拠になっているのが、
「運動のあと2~3時間は、GLUT4によってインスリンに関係なく血糖を取り込める」
です。
どういうことかといいますと、運動した後は、筋肉細胞の中にある「GLUT4」と呼ばれる糖を運ぶ役目のある装置が、インスリンの代わりに糖を取り込んでくれます。
とういうことは、運動した後に糖質を摂っても、GLUT4が血糖を取り込んでくれるので、インスリンの分泌が少なく済み、膵臓に負担をかけにくくなります。
なので、糖尿病にならないorなりにくいと。
ここでギモン。
スポーツ選手の練習って、それこそ朝から晩まで続きますよね。つーことは、日常が運動なわけで、それこそ昔の人の日常生活よりはるかに運動量は多いです。
朝食は置いとくとして、昼、夜、間食を摂る時は、「運動のあと2~3時間」にスッポリ当てはまります。
そうすると、朝起きてから寝るまで(寝てからしばらくも)の殆どの時間を、GLUT4によってインスリンに関係なく血糖を取り込んでいるハズ。だったら膵臓に負担はかからないのに、ナゼ糖尿病になってしまうのだろう…と。
それに、昔の人の全部が全部、ひたすら歩いてたとか、毎日家事をしていたなんてあり得ないですよね…。
なもんで、運動は糖尿病の予防にはならんのとちゃうかなぁ、根本的な原因は他にあるんじゃないの?との結論に達しました。
<今日で終わるハズだったんですが…>

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