糖質制限に取り組む目的とやり方なんて人それぞれってお話
- あらてつ的雑感
夜中、右の内もものあまりの痒さに目が覚めました。
蚊に刺されたような痒みだったのですが、まさかこの寒さで蚊なんか出んやろう、きっと一過性のものだと自分に言い聞かせて再び眠ろうとしました、が。
一過性どころか、痒みはどんどん増すばかり。
とうとう寝てられないくらいの痒みに。
睡いのになんやねんと怒りを覚えつつ、ムヒを置いてるリビングに行くと、これ以上はないってなくらい蚊に刺されていました。
刺された箇所にムヒを塗りつつ、これだけ刺してたらもう血吸うてこんやろ、朝になったら殺虫剤撒いて息の根止めてやる!
と、寝室に戻り、布団に入ったののです、が。
今度は耳元を “ぶ〜ん”
どうも、さっきは刺しただけで血を吸ってなかった様子。
ガッデーム!
布団に潜った状態で左の耳だけ外に出し、待ち構えること数秒。
“ぶ〜ん”
という羽音が再び聞こえ、耳に何かが微かに触れる感触がしたところで…
バチン
見事に仕留めました。
だがしかし。
痒み治まりませんし、目が覚めてしまって眠れません。
やり場のない憤りが堪えられない、あらてつです。
11月の末、しかもこの寒さの中で蚊に刺されたのは人生初ですわ…。
気を取り直して本日の話題に。
昨年くらいから、「糖質制限」を謳った商品が巷に溢れ出し、いろんな糖質制限の「流派」(笑)が出てきました。
やれ赤肉食えとか大豆食えとかケトン体になるとか。
豆腐は絹ごしが良くて木綿はダメとか。
私には、それぞれの根拠と意味が全く分かりません。
「ケトン体になる」って理解できます?
「ケトン体やってます」「ケトン体になれますか」
ケトン体って、スーパーヒーローかアイドルなんですかね?
豆腐の件も、絹ごしと木綿の糖質量の差を言ってるんでしょうか?
1回で1トンも2トンも食うならまだしも、よく食べても1丁でしょ?
そんなもんでどんなけ糖質量が変わんねんと。
つまるところ、流行りに乗っかったいろんな“流派”の方達が、それぞれ何か特徴を出そうと「赤身の肉食え」とか「大豆食え」とか「ケトン体質」とか「豆腐は絹ごし」などと仰ってるみたいですね。
でも、どれも根拠なんてないですよ(笑)
で、いろんな流派が出てくると、
「スーパー糖質制限に非ずんば糖質制限に非ず」
のような、原理主義(?)みたいな人達も出て来てます。
「あれもダメ!コレもダメ!」「こんなもん食うたら糖質制限の道に反する!」なんて“糖質制限道”みたいになっちゃってる人達ですね(笑)
こんなの見てると、ホントに日本人って何でも「道」にしたがるよなと、つくづく思います。
糖質制限なんて、たかだか食事なんですよ。
取り組み方やらその結果は人それぞれですし、目的を達成したり嫌になったら止めればいい、それ以上でもそれ以下でもないと思いますけどねぇ。
まあ、自分の中だけで完結してるなら、どんな思想信条を持って糖質制限に取り組もうが、正味な話、私の知ったこっちゃないんですが、このテの人達は、他人に強制するから質が悪い。
やりたかったら、アンタ一人でやりなはれと。
そのうち、食事の前は食卓の周りを3回まわってお辞儀して、糖質制限のカミサマに祈りを捧げなきゃダメ!なんてのも出てきそうです(笑)
そこまで行けば、もはや宗教ですけど…。