「非アルコール性の物凄い脂肪肝」と医者から言われたけど糖質制限食で、GOT,GTP、中性脂肪、コレステロール値が改善したコメント頂きました。
- 糖質制限食
久し振りに咽頭炎を起こしました。
「殺菌作用のあるうがい薬+炎症効果のあるアズノールでうがい」を編み出してから、以前ほど咽頭炎になることは無かったのですが、ひっさしぶりに「これは耳鼻咽喉科に行かんとマズイ…」くらい症状が悪化です。
以前に
「先日、耳鼻科へ行った話を書きました。
抗生剤やら4日分出してもらい、月曜日にもう一度来てくださいと言われてちゃんと薬を飲んでいたのです、が。
全く治りません。
つーか、ノドの痛みと咳が更にひどくなり、昨日の晩、全く寝れませんでした。
で、耳鼻科なんですが、いつも診てもらっているところは、職場から1時間掛かるのとめっちゃ混んでるので、時間無かったこともあって、近所の耳鼻科で済ましたんですね。
それが間違いでした。
治せる医者と治せない医者、その違いは一体どこからくるんだろう?
つまるところ、常に勉強してるかそうでないかの違いだと思う、あらてつです。
私の経験上、ノドが痛いと言ってロキソニン出てくる耳鼻咽喉科はダメですね。
あ〜、ノドの奥から血の味がします…。」
なんてことがあったので、ババ混み覚悟で行って来ました。
行ったらやっぱりババ混みでしたが、今日はかなり咳も喉の痛みも楽になっています。
つくづく治せるお医者さんとそうでないお医者さんの違いについて考えた、あらてつです。
プロ意識ってないんですかね。。。
さて。
ねこビルダーさんから、「非アルコール性の物凄い脂肪肝」と医者から言われたけど糖質制限食で、GOT,GTP、中性脂肪、コレステロール値が改善したコメント頂きました。
『はじめまして。いつも楽しく拝読しております。一年前から糖質制限をしている者です。
糖尿病ではありませんが、医師から「非アルコール性の物凄い脂肪肝」との診断で、薬も飲み、指導通りカロリーと脂質を減らしましたが一向に効果は無く、このままでは最終的に肝臓癌になるぞと脅されていました。
1年前に糖質制限に出会い、今まで我慢していた好物(肉、乳脂肪、揚げ物等々)を気兼ね無く食べて半年で10キロ減量し、200を超えていたGOT,GTPがそれぞれ18、22に下がり、370以上だった中性脂肪は80に下がりました。
血圧も140を超えていたので薬を飲んでいましたが、110に下がったので今は飲んでいません。コレステロール値も275が200に下がりました。糖質制限に出逢えて本当に良かったです。
クロ現見ました。糖質制限イコール身体に悪いとのミスリードを誘う内容で思わず「何この酷い内容は!」と叫んでしまいました。
先日友人グループの集まりで、中の一人が検査で中性脂肪が凄く高くなっていたと言うので糖質を控えてみたらと言った所、他の一人が「糖質制限で死んだ人がいるんでしょ?糖質制限なんて身体に悪いってテレビで言ってたからやめた方がいいよ」と言うので、それは違うと言ったのですが、他の人達も私も見た、ご飯を食べないなんてありえないなどと言い出したのでその場は黙って引きましたが、大変悔しくて残念な気持ちになりました。
全く中立性を無視した番組内容で糖質制限は良くないという印象を見た人に刷り込んでいます。私も間違ったダイエット法にハマる愚かな人と思われてしまいました。NHK許せません!
あまりに悔しかったので長々と書いてしまいすいませんでした。
私はこれからも糖質制限を続けます。これからも色々な情報発信楽しみにしています。』
ねこビルダーさん、コメントありがとうございます。
こちらの方こそ、はじめまして。
いつもお読み頂いているとのこと、重ねてお礼申し上げます。
さて、まずは糖質制限食で
・半年で10キロ減量
・GOT,GTP 200超え→18、22
・中性脂肪値 370→80
・血圧140→110
・コレステロール275→200
と、数々の数値の改善、本当におめでとうございます。
しっかし、ねこビルダーさんの主治医の方、お粗末なドクターですね〜。
「非アルコール性の物凄い脂肪肝」と診断して、薬の処方とカロリー下げろと指示したんですよね?
それで改善しないのに「このままでは最終的に肝臓癌になるぞ」って患者に言うってどないやねんと。
自分が指示した治療が間違ってるんじゃないかって思わないもんなんですかねぇ。
糖尿病患者に糖質食わせて「血糖値高いやないか!」なんて言ってる糖尿病専門医やらと同じですね(笑)
不勉強極まりないと思います。
非アルコール性脂肪性肝については、これまで江部康二先生が何度かブログ記事にされています。
一部抜粋しますと…
『NAFLD(nonalcoholic fatty liver disease、非アルコール性脂肪肝疾患)は、アルコールを原因としない脂肪肝です。
NAFLDの8割から9割は炎症や線維化を伴わない「単純性脂肪肝」です。
多くは肥満が関係します。単純脂肪肝の予後は良好です。
非アルコール性の脂肪肝はかつては、放置してもさしたることはないと言われていましたが、近年、上述の「NASH」が認識されるようになり、様相が一変しました。
非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis)を略してNASHです。
NASHは、肝炎から肝硬変や肝臓癌に進展することもあり、結構こわいのです。NAFLDの1割くらいが、NASHです。
単純性脂肪肝からNASHへ進行することもあります。
肝臓に脂肪が蓄積→脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝炎→肝硬変→肝癌
B型ウィルスやC型ウィルスや飲酒以外に、NASHからも肝癌になり得るので、ゆめゆめ油断は禁物なのです。
脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質です。
①糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
②血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。
③追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。
④筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。
⑤まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。
⑥筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、
脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。
このように、追加分泌のインスリンが大量・頻回に出ることが、脂肪肝や肥満の根本要因であり、インスリンが肥満ホルモンと言われる所以です。』
だそうです。
そりゃ、カロリー制限しても糖質摂ってたら治らんわって話ですね。
糖質制限食に出会われて良かったです。
でないと、こんな不勉強な医者に殺されるとこでしたよ、ほんまに。
ねこビルダーさん、これからも「美味しく楽しく」糖質制限食を続けられて、良好な数値をお保ちくださいね。
次回は、NHKと日本糖尿病学会の一部の方たちのズブズブについて、今一度整理しながら書いてみますね。
<つづく>