糖質制限食でどんどん痩せ細っていくのですが…
- 素朴な疑問を読者の皆さんに聞いてみましょう
今月から、飲食店での豚肉の生での提供が禁止されました。
なんでも、2012年に牛の生レバー提供が禁止された後、豚肉の生レバーを提供する店が増え、E型肝炎感染や食中毒のリスクが高まったと厚生労働省が規制を検討、加熱を義務付けることになったそうです。
私、このニュースを聞いてビックリしました。
なんで豚肉を生で食べる???
豚肉は寄生虫やら病原菌を持っていることが多いので、ちゃんと火を通して食べんとあかんねんでと子どもの頃から言われて来ましたし、それが常識だと思ってたんですが、違うんですかね?
確かに、20年位前に「生食出来る豚肉!」と謳い文句のSPF豚(特定病原菌不在豚)なんてのが飼育されるようになって来ましたが、豚の生レバーを提供していた店って、この豚を使っていたのでしょうか?
テレビのニュース番組では、年配の男女のグループが美味しそうに豚の生レバーを食べていましたが、この世代なら「豚は生で食べちゃイケマセン」って言われて来てるハズなんですが…。
何でもかんでも法律で規制するのは如何なものかとは思いますが、豚肉の生食はやめといた方がいいんじゃないのと思う、あらてつです。
まあ、考えなしに食べる人達がいるから規制されるという意見もありますが…。
話は変わりまして。
ここのところ、「糖質制限食で痩せない!」とのご相談が続いておりまして、頂いたコメントをご紹介&原因を考察しておりましたが、今回はその逆、「糖質制限食でやせ細ってしまいました」と、マリコさんからコメント頂きました。
『上半身がやせ細ってしまいました(泣)
あらてつさん、こんにちは。
以前、糖質制限で喜びを分かち合いたいとコメントさせて頂きました。
その際にはご返信をありがとうございました。
糖質制限を始めて約3カ月か経ちました。
花粉症も良くなり、歯石もたまらず自分としては体調が良く問題ない日々を送っておりましたが・・・痩せすぎています。
体重の減少はさほどないのですが、とにかく上半身の痩せ方が半端なく、胸は無くなりあばら骨が異常に目立ってしまい、家人より糖質制限中止を命じられてしまいました(泣)。
もともと細身の上に痩せると全体にすぐ出てしまうので久しぶりに会った友人たちからも「また痩せたよね」と言われる始末。
自分としては糖質制限以前よりもはるかにお肉や魚、間食にナッツ類やフルーツなどを摂取し、オリーブオイルもドレッシングに使っているのですが、炭水化物の主食を抜くだけでこんなになってしまうものなのでしょうか。
数日間、お米やパスタの生活に戻してみましたが、朝起きると胃もたれがしています。
あらてつさんの過去のブログや江部先生のブログを拝見させて頂き摂取カロリーが少ないとのことですが、かといってそんなに大量にも食べられず・・・
実は運動は一切していません、これも原因の一つでしょうか。
痩せられないのもツライですが、太れないのも本当に厳しいです(やつれて見えてしまいます)。
いきなりスーパー糖質制限をしてしまったことも良くないのでしょうか。
特に病をかかえている訳ではありませんので、私みたいな人はプチ糖質制限くらいにした方がよいのでしょうか。
花粉症改善など私にとって本当に良い方向に動いていますのでこのまま続けていきたいのですが、どんどんあばら骨が浮いてくる自分を見ているのも怖いです。
同じ悩みを持たれている方のコメントや改善方法など伺えれば不安も減るのではないかと思っています。
長々と失礼いたしました。』
マリコさん、改めましてコメントありがとうございます。
本文でご紹介するとお返事しておきながら、すっかり遅くなって申し訳ございませんm(__)m
さて、前回頂いたコメント、4月3日にご紹介させて頂いてましたね。
ちゃんと覚えておりますよ〜(笑)
で、糖質制限食に取り組んで3ヶ月経過、体調はいいけど痩せすぎてしまったとのこと。
もともと少食でいらっしゃるご様子なので、主食になっていた炭水化物を抜いた分、肉などガッツリ食べられれば良かったのが食べられず、摂取カロリーがすくなってしまったのではないでしょうか。
一度、プチ糖質制限食か通常食に戻してみてはと思うのですが、お米やパスタ食べると翌朝胃もたれされたり、花粉症が改善されたりと、糖質制限食してる方が体調が良好でいらっしゃるのが悩みどころ。
なので、糖質制限食と江部康二先生が提唱されている、「食生活十箇条」を組み合わせてみては如何でしょう?
江部康二先生、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の患者さんに、そして糖尿病や高脂血症などの生活習慣病予防に、「食生活十箇条」を提案して推めておられます。
これです。
『食生活十箇条』
一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで
糖質制限食と食生活10箇条を「いいとこ取り」していけば、良好な体調を保ちつつ痩せ過ぎを改善できるのではないかなと思うのですが…。
後は、困った時の読者の皆さん頼み(笑)
「私はこうして痩せ過ぎを克服した!」なんて経験をお持ちの方がおられましたら、コメント頂けると嬉しいです。
皆さんの経験・体験を是非ともお寄せくださいませ。
よろしくお願い致しますm(__)m
糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム
糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。