脂肪肝と糖質制限
- 糖質制限食
通勤途中、片側2車線の幹線道路の交差点で信号待ちをしていましたら、左方向から30代前半と思しき女性が運転する軽自動車が交差点に入ってきました。
ここまでは交差点での日常風景です、が。
この女性ドライバー、ナニを思うたか、交差点のド真ん中で車停めると、バックからタバコ取り出して食わえて火つけだしたんですね。
「え?」
目の前で展開されている光景を理解するのに、しばらく時間がかかりました。
渋滞で動かへん道路ちゃいますよ、青信号で流れてて、しかも片側2車線の通行量の多い交差点、さらにド真ん中ですよ。
タバコ出すのにわざわざ車を停める、この行為はとても良いと思います。
だがしかし。
ナゼ交差点のド真ん中なのだ。
目の前で追突事故が起こらんでホンマに良かったと思う、あらてつです。
最近見た中で一番意味の分からん運転でした…。
さて。
そんな話はさておき、今日は久しぶり(?)に真面目なお話。
先月出張前に、匿名の読者の方から糖質制限食で脂肪肝が改善したとコメント頂いておりました。
本文でご紹介させて頂こうと思いつつ、出張に出てそのまますっかり失念してしまいました…。
コメント下さいました読者の方、大変申し訳ございません。
以下、ご招待させて頂きます。
『脂肪肝と糖質制限
はじめまして
いつも読ませて頂いています。
わたし自身の現実ですが、糖質を制限することで、明らかに肝臓の脂肪が薄くなり、AST/ALT/γGTPの値も明らかに改善します。件の節は、まるで逆ですね。
現在60歳男性です。脂肪肝と診断されて30年。8年前に糖尿病との診断もされました。
病院の栄養指導をかなり厳格に5年間守っても検査結果は少しも改善しないことから、3年前から糖質制限に切り替えたところ、すぐに改善が見られて現在にいたっています。
現在では、膵臓がかなりの回復し、多少の炭水化物を摂取しても、食後1時間180mg/dl、食後2時間140mg/dlを超えることはなくなりました。そのこともあり、現在は少しゆるやかな制限にして、主食はのぞき、できるだけ家族と同じものを食べています。
糖質を多くとった期間後の肝機能は明らかに上昇し、厳密に制限した帰還後は正常値に入ります。』
改めまして、コメントありがとうございます。
お返事、大変遅くなりまして申し訳ございません。
早速本題に行かせて頂きます。
以前もちらっと書いたことがありますが、糖質制限に反対する連中の中に、「糖質制限食は脂肪の摂取量が増えるから脂肪肝になる」なんて言う&書いてるのが多々おります。
ですが、コメント下さいました方もそうですし、私の周囲でも、糖質制限食で肝機能が良くなりこそすれ悪くなったなんて話、ついぞ聞いたことありません。
江部康二先生も、ブログで
『脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質です。
①糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
②血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。
③追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。
④筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。
⑤まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。
⑥筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。』
と、書いておられます。
これはもう生理学的な事実であり、否定のしようがないと思うのですが、そう考えない人もいるみたいです。
特に、ロクに糖質制限食について調べもせんと「日本人は農耕民族&米食わなあかん」と意味の分からんリクツを振りかざしたり、自分とドこぞの利権を守る為に論文の歪曲も平気でする連中なんかがそうですね。
いろんな意見があって健全な議論をすることはとてもいいことですが、利権の為に反対する、しかも、糖質制限食を試したこともないヤツが自分の想像で「糖質制限食はキケン」などど吹聴するのは、如何なものかと。
「糖質制限で脂肪肝になる」なんて言ってるお医者さん、実際に「糖質制限で脂肪肝になった患者」なんてみたことなかろうに。
という訳で、ここでひとつ、糖質制限食で脂肪肝のみならず肝機能が改善された方からのコメントを募集致します。
「糖質制限で脂肪肝になる」が如何に根拠のないものか、実際に改善した皆さんなら誰よりもご存知だと思いますので。
ではでは、コメント宜しくお願い致しますm(__)m
さあ、やっとデータの移行ができます(笑)
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