治せる医者と治せない医者のお話
- おかしいと思うこと
昨日の記事で書きましたが、あまりに咳がヒドイので、子どもの頃から行っている耳鼻咽喉科に行ってきました。
受付に診察券と保険証を出すと、
「あら、随分レトロな診察券ね〜。そういえば、長いことお顔見てなかったわね。お父さんはお元気?」
半年振りくらいかなと思っていたら、なんと2年振りでした(笑)
時間が早かったのでさほど混雑しておらず、15分程待っただけですぐに診察室へ。
「なんや、えらい久しぶりやな。調子良かったんか?」
とドクターからも言われました。
「喉痛いんか?」
ここで事細かく経過と症状を話すと、
「先に鼻診るで。」
喉が痛いのにナゼ鼻が先?
「お〜お〜、◯◯が炎症しとる。鼻血出んかったか?」
はい、鼻水みたいなのツーっと垂れてきてました。
「喉診よか。スコープ入れるしこれ持って舌引っ張って」
ガーゼで舌を摘んで引っ張りました。
「はい、え〜」
舌を引っ張りながら、「え〜」って声を出します。
この時、スコープを喉に入れるので、「え〜」が「オエっ〜」になるのですが(笑)
「上気道炎やな。取り敢えず、鬱陶しいこの咳先に止めよか。」
「耳も診とこう」
と左右の耳を診てもらい、こちらは異常ナシ。
ここから、今の症状の詳しい説明と、処方する薬のこれまた詳しい説明が始まりました。
君の場合は、ベースに慢性のアレルギー性鼻炎があるから、この薬やなくてこっちの薬、今の症状やとこれが効くから5日分出すけど、症状が治まったら飲まんでもいいよ、咳止めは、この錠剤とこれとこれを合わせた液状出すし、液状も咳止まったら飲まんでもええしな、今、何か飲んでる薬あるか?無かったら大丈夫やな。今日出す薬、眠なるけどかまへんか?運転やらしたらアカンでうんぬんかんぬん。
ドクターが説明しながらカルテに処方する薬を書いてるのを見ると、近所の耳鼻咽喉科で出された薬と全然違います。
「はい、ほなあとは吸入やっといて。お大事に」
鼻と喉の吸入をやって薬もらって、終了致しました。
今済んでる場所の近所に、3つ耳鼻咽喉科があります。
一つは先週行った耳鼻咽喉科。
もう一つは、メチャクチャはやってて、2時間待ちは当たり前の耳鼻咽喉科。
もう一つは、いつもガラガラの耳鼻咽喉科。
共通点は何か?
3軒とも治せない。
つまりはヤブです(笑)
特に「メチャクチャはやってて、2時間待ちは当たり前の耳鼻咽喉科」、なんでそんなに流行るのか、全く分かりません。
ここ、以前に2回行きましたが、出して貰った薬は全く効かず、結局、遠路はるばるいつもの耳鼻咽喉科に行くことになりました。
だいたい、処方してもらう薬からして全然違います。
いつもの耳鼻咽喉科で喉が痛いと言っても、痛み止めのロキソニンやらボルタレンなんぞ出てきません。
ちゃんと炎症を抑える薬が処方されます。
抗生剤にしても、いつもの耳鼻咽喉科なら症状に合わせて変わりますが、近所の3軒はいつ行ってもどんな症状でも一緒、しかも、そこらにあるようなポピュラーな抗生剤で、こんなもんやったら高雄病院にあるちゅうーねんと言うようなシロモノです。
案の定、飲んでも全く効きません。
いつもの耳鼻咽喉科で処方される薬、高雄病院の薬剤師さんに聞いても「そんなんないわ〜」と言われてしまいます(笑)
で、今回つくづく思ったのですが、この差って何処から出てくるんですかね?
薬の飲み合わせにしたってそうです。
以前にいつもの耳鼻咽喉科に行った際、なんか飲んる薬ある?と聞かれて、今、こんな症状でこの薬処方されて飲んでますと答えたら、「あ、それアカンわ。ちょっと待ってや。」と何やらサラサラっと便箋に書いてハンコ押して渡してくれました。
「次にその先生のとこ診察行ったら、これ渡しといて」
その時、別の科で処方された薬と今回出す薬、飲み合わせが悪いようです。
なもんで、自分の処方した薬はこれこれでと書いてくれたのです、が。
その手紙を持って診察に行って、違う科のドクターに渡して事情を話したところ…
「そんなもん知らんがな。そっちの先生に聞いたらええやろ」
と言われてしまいました。
それから、二度とこの診療所には行ってません(笑)
先程「この差って何処から出てくるんですかね?」と書きましたが、単純に「勉強してるかしてないか」更にいうと、「患者を治す気があるのかどうか」だと思います。
よく、
「病気は自分で治すもの。医者は治す手助けをするだけ」
これって、確かにその通りな部分もありますが、手助けすらできない医者が多すぎませんかね。
とあるサイトに
「まず患者さんには、自分の病気は自分で治すという自主的な考え方をしていただきたい。 医師は、患者さんに的確な助言をし、情報を提供し、患者さんの正確な判断を下す手助けをする、ということになります。」
と書いてありましたが、近所の3軒の耳鼻咽喉科では、「的確な助言」も「情報を提供」もありません。
不勉強な医者に「的確な助言」も「情報を提供」も出来るわけなかろうと思うのは、私だけではないはず。
これって耳鼻咽喉科だけに限った話ではなく、他の診療科にも言えます。
おいおい、そんなことも知らんのか?アンタ医者やろ?と思うことがあまりに多すぎます。
数年前、教員免許が更新制になりました。
それよりも、医師免許の方こそ更新制にすべきじゃないのか?と、不勉強なお医者さんに出会う度に思います。
そうすれば、1回診察受けて治らないから違うとことに行って診察受け直すなんて無駄なことが減ると思うのですが、如何なものでしょう。
因みに、昨晩はいつもの耳鼻咽喉科で出して処方してもらった薬のお陰で、4日ぶりにぐっすり眠れました。
今日は、咳、喉の痛みともかなり楽になっています。
なんやかなぁと思いますけどね(笑)
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