糖質制限実践時における食事の糖質量の計算方法
- 糖質制限食
とるばどーるさんから、社員食堂の定食の糖質量の糖質量計算についてコメント頂きました。
『お返事ありがとうございます!
あらてつさん、お忙しい中お返事いただきましてありがとうございますm(_ _)m
嬉しくて小躍りしそうになりましたが、アラフォーなのでぐっと堪えました(^^;
大勢の報告者様がいらっしゃる中、ほっぺたふにふにの報告は初ということで、何故か嬉しいです(笑)
ただ、わたしはたまたま顔の肉が硬いことを気にしていたので(表情がつくりにくい程だったんです)気づきましたが、日常生活で自分のほっぺたをつまむ方はあまりいらっしゃらない気がします(^^;
お返事のお礼と一緒に、調子に乗ってまたまたコメントさせて頂きます。
昼食は社員食堂の日替わり定食をごはん抜きでいただいているのですが、メニューの栄養分表記が「総カロリー(kcal)」「脂質量(g)」「たんぱく質量(g)」「ごはん単体の総カロリー(kcal)」なんです。
糖質(炭水化物)量が載ってないのは良く聞く話なのであきらめましたが、目安が欲しくて頭をひねって、とりあえず以下の計算式でおおよその糖質量(予想)を出しています。
(総カロリー(kcal) - ごはん単体の総カロリー(kcal) - (脂質量(g) × 9) - (たんぱく質量(g) × 4)) ÷ 4 = おかずのみの糖質量(g)っぽい値
(お分かりかとは思いますが、9は脂質の1gあたりのカロリー(kcal)、4はたんぱく質と糖質の1gあたりのカロリー(kcal)のつもりです)
要は全体のカロリーから脂質のカロリーとたんぱく質のカロリーを差し引けば、残ったのは糖質のカロリーにきまってる! という思考から成る乱暴な計算式ですので正確性には乏しく、とてもじゃありませんが糖尿の方におすすめする訳にはまいりません。
でも非糖尿人のわたしが目安にする分には結構役立ってくれています。
上の式で20以下なら完食、21~25なら何か残して調整(たいていつけあわせに糖質の高そうなものが混じっているのでそれを外してます)、そして26以上なら選択肢から外すようにしています。
この式、それほど的外れではないと思うのですが、あらてつさんはどう思われますか?
あるいはもっと良い計算方法があるようでしたら、ぜひご紹介いただけると嬉しいです。
ちなみに食堂のごはん標準量は230g(356kcal)と表記されています。
おそらく糖質量は85gくらいでしょうか。
かなり多いのですが、糖質制限開始前はのこさずいただいてました・・・。
今思うと恐ろしいです(滝汗)』
とるばどーるさん、コメントありがとうございます。
ほっぺたふにふに、もしかしたら他にもおられるのかもですが、ご報告頂いたのは、とるばどーるさんが初めてですね〜。
気にしておられたとのことなので、改善して良かったです。
さて、社員食堂の定食の糖質量ですが、とるばどーるさんの計算方法で合ってますよ〜。
ただ、表示されてる「蛋白質」と「脂質」のカロリーは、ご飯を含んだ定食全体ではないでしょうか?
だいたい、セットメニューで栄養成分が書いて有る時は、全体に含まれている量のことが多いので。
そうであれば、先に「ごはん単体の総カロリー」を引いちゃうと計算がおかしくなります。
その場合、定食の総カロリーから、蛋白質、脂質のカロリーを差っ引いて、定食全体に含まれる糖質のカロリーを出し、それを4で割れば、総糖質量が出てきます。
その総糖質量からご飯に含まれる糖質量を引いたものがおかずの糖質量です。
ご飯の糖質量は、お茶碗1杯150gで55.65gとされていますので、230gだとお書き頂いてます約85gでOKですね。
というわけで、とるばどーるさんの計算方法、全然乱暴じゃなくて一般的な計算方法なので、これかからも安心して目安にしてみてくださいね〜。
さてさて、とるばどーるさんような社員食堂の定食に関わらず、外食なんか糖質量書いてないしどうやって計算したらいいか分からないと仰る方が多いです。
蛋白質や脂質の量が分かれば、上記の計算方法で計算できます。
食事や食材の蛋白質や脂質の含有量は、ネットでちょいと調べれば出てきますし、最近は糖質量まで書いてる栄養関連のサイトも増えてきました。
まあ、料理なんて使ってる原材料で栄養素なんて変わってしまいますので、おおよその数字になってしまいますが、それでも目安にはなりますね。
調べたり計算が面倒と仰る方は、江部康二先生のこちらの本をどうぞ。
素材から市販の食品、外食に至るまで、ひと目で糖質量が分かりますので。