ダイエットしても痩せないというのは糖質制限に取り組んでる人に多くて糖質制限するから痩せないそうですよ
- ダイエット
寒いですね。
当店では、冷蔵・冷凍の商品を販売させてもらってますので、当然、商品が入る冷凍・冷蔵倉庫が設置してあります。
今朝、冷蔵庫の方に入ったら、冷たく感じませんでした。
ん?、故障か?
と思いきやさにあらず。
その時の外気温がマイナス1℃
冷蔵庫は3℃
冗談で冷蔵庫の中の方が暖かいやんけと書いたら、本当に暖かかった事実に思わず笑けてきた、あらてつです。
流石にマイナス26度の冷凍庫の中は寒かったですが…。
話は変わります。
先日、とある雑誌に知人が出ておりまして、おー元気そうやんと思いつつページを捲っておりますと、停滞期にオススメのなんちゃらとか書いてありました。
なんじゃろと思って見てみると、食欲コンサルタントと仰る女性が書いた文章が出てまして、読んでみたところ、
・ダイエットで体重が落ちないとの相談をよく受ける。
・停滞期を訴えるのは、糖質制限してる人に多い
・体重が落ちないのは(糖質)制限する所為
・糖質を摂らないと代謝が悪くなる
・糖質を摂らないと脂肪が燃焼しない
・糖質は脳の重要なエネルギー
・現代人は朝から脳を使うので糖質を摂った方がいい
まあ、順不同ですが、おおよそこんな内容が書いてありました。
読んでてオイオイと思ったことがあるので、順番に書いていきますね。
「糖質は脳の重要なエネルギー」と書いておられるのは、ケトン体も脳のエネルギーになることをご存知みたいで、「脳のエネルギーは糖だけ」なんて言い出すどこぞの栄養大学のセンセイと違って、ちゃんと勉強されておられるみたいです、
が。
体重が落ちないのを糖質制限の所為にするのはちょっと違うと思うんですけど。
脂肪吸引でもしない限り、どんな手段でダイエットしようと、停滞期は必ず来ますからねぇ。
それに、なんで糖を摂らないと代謝が悪くなるんでしょう?
科学的な根拠はあるのでしょうか?
私、一頃に比べたら筋肉量が減って体脂肪が増えましたが、これは単純に運動量が減った所為であって、糖質制限で代謝が悪くなった所為じゃないですからねぇ。
少なくとも、糖質食ってる同世代の方々よりも代謝はいいハズですが。
「糖質を摂らないと脂肪が燃焼しない」ってのも、一頃よく言われてた「脂肪は燃焼するのに焚付となる糖が必要」ってやつですよね。
これって、私が10代の頃に言われていた理論(?)なんですが…
以前に江部康二先生と共同研究された、東海大学の大櫛陽一先生が「脂肪の燃焼に糖はいらない」ことを、ご著書「間違っていた糖尿病治療―科学的根拠に基づく糖尿病の根本的治療」で生理学的メカニズムから解説しておられますので、ご興味の有る方はお読んでみてください。
私が解説するより10万倍わかりやすいです(笑)
で、最後の「現代人は朝から脳を使うので糖質を摂った方がいい」
脳はどれだけ使えばどれだけの糖を消費するのか、この方はご存知なんでしょうね、きっと。
例えば、1時間のデスクワークをするのに、脳ミソに何グラムの糖が必要か、教えて欲しいです。
論文書いたりするときなんかどうなんでしょうね。
パソコン見ながら仕事するよりも脳の消費エネルギーって多いんでしょうか少ないんでしょうか。
恐らく、誰もそんなこと分からないと思いますが。
因みに、江部康二先生は朝から外来診察されたり、書籍の原稿書いたりされてますが、糖質摂っておられません。
作家の宮本輝先生も、糖質制限食を実践してから集中力が高まったと仰ってます。
作家といえば、頭脳労働の極みと思うんですが…。
いろんな考え方がありますし、批判は批判であっていいと思うんですけど、それなら根拠を示せよなと言いたいです。
糖質制限食を批判する論文が幾つか出てますし、糖質制限は危険だ危険だと仰るお医者さんと思しき書き込みがネット上にたくさんあります。
読んでると明確な根拠を示さずに、ヒステリックに騒いでるだけの内容のものが多いです。
危険だ危険だって、自分たちがやってきた治療で何人合併症になって何人死んでいったのか、全部棚の上ですからね。
感情論じゃなくて、健全な議論が増えることを切に願います。
でないと、死んでいった患者さんが救われませんので。
糖質制限食・ダイエット食の通信販売|糖質制限ドットコム
糖質制限ドットコムは、糖質制限食の第一人者、高雄病院、江部康二先生監修による糖質オフな食材を販売、糖質制限食に取り組む皆様をサポートします。