糖質を食べた時の不調について、読者の皆さんからたくさんコメント頂きました
- 糖質制限
- 素朴な疑問を読者の皆さんに聞いてみましょう
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
山本五十六氏の有名な言葉ですが、これに続きがあったのを最近知りました。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
正にその通りだと我を省みる、あらてつです。
今日もがんばろー(笑)
さて、先日、「普段糖質制限していて、たまに糖質摂ったら体調が悪くなった」なんてご経験があったらコメントください~なんてお願いしたところ、多くの読者の皆さんからコメント頂戴しました。
睡眠のことなど新たな発見があったので、順次ご紹介させて頂きます。
その他のコメント頂いた皆さんも、順番にお返事お書き致しますので、今しばしお待ちくだされ~m(__)m
では、早速。
まずは、耐糖能についてご質問頂いた新人さんから。
『正常人の糖質制限の質問をした者です。
すみませんいつのブログかは忘れてしまったのですが、誰かのコメントの返事にあったと思います。
先生の返事は正常人が糖質制限するとまれに耐糖性が弱くなる性質の人がいる・・・ゆるい糖質制限をしてみては・・・みたいな内容だったと思います。
※すみません。探したのですが江部先生のブログの量が多くって出来ませんでした。
今日のブログのコメントです。
私は睡眠時間が減りました。
他の方と同じで、6時間ぐらいになり、どれだけ遅く寝ても毎日目覚めてしまいます。
以前に比べて寝起きが良くなり、すぐ活動できます。
便秘だったり、快便だったりと差が激しくなりました。
あと体力が少し落ちたように感じます。
※これは5か月間で14kg痩せたので(カロリー制限4か月、糖質制限1カ月半)その反動化もなのかも・・・。
A1Cは良好ですが、糖質制限1カ月目ぐらいで、こむらがえりが久々に起きました。』
新人さん、コメントありがとうございます。
耐糖能の低下について、私も江部康二先生のブログをグーグル検索して探してみましたが、見つかりませんでした。
江部康二先生見かけたら、直接聞いてみますね。
で、私が一番興味を惹かれたのが、この話。
「私は睡眠時間が減りました。
他の方と同じで、6時間ぐらいになり、どれだけ遅く寝ても毎日目覚めてしまいます。
以前に比べて寝起きが良くなり、すぐ活動できます。」
江部康二先生も「糖質制限始めてから、起きてすぐ活動できるようになった」と仰っておられ、私自身もこれは経験しているのですが、この「睡眠時間が減った」というのがいったいどういうことなんだろうと。
新人さんのご報告で4名になりますから、糖質が睡眠になにがしか影響を与えてるのでは?と考えてもいいんじゃないかなぁと思うのですが。
ただ、私の場合、もともと不眠の気があるもんで、この件について自分で検証できませんので、引き続き皆さんの体験・経験、お待ちしております。
そうそう、糖質制限で足がつる場合、ミネラルが不足している可能性が大きいです。
私はミネラルのサプリ飲んで改善したんで、もし良かったら試してみてくださいね。
お次は、非公開コメントでYさんから頂いたんですが、興味深いことをお書き頂いてたので公開しちゃいます(笑)
『同じく
私も糖質を取ると快便ですか、取らなければ便が出にくいです。ついでにお腹も出て来ます。笑
あとはダルくて頭が働かなくなる等になります。糖質制限で体の具合は絶好調ですが、どうして便は出にくくなるのかを最近考えてます(・ω・)/お腹がゆるくなるってことなのかな
ちょっとアレな話ですみません(笑)』
いえいえ、ちっともアレな話ではありません(笑)
特に女性の皆さんお困りになられるので、ご自分の体験談をコメント入れて頂くと、皆さんで悩みを共有できていい思います。
で、またまた私が興味を惹かれたのは、
「あとはダルくて頭が働かなくなる等になります。」
糖質制限を始めて「体が動かなくなった」とか「頭がボ~っとする」などは、たまにコメント頂きますが、逆に糖質摂って「ダルくて頭が動かない」は、初めてです。
この件も、同じようなご経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメント頂けると嬉しいです。
Yさん、コメントありがとうございました。
お次は、caorita@エセ京女さんです。
『胃が焼けるような感じ文字色
あらてつさん、ナッチっちさん、こんにちは
私の場合は、胃(鳩尾のあたり)が焼けるような感じがしてその後もたれます
ほてりとかは感じません
よく「炭水化物食べないと力出ないんじゃない?」って言われますがむしろ逆で、こうして胃もたれなどが起きて調子が悪くなります
ただし、未精製の穀物・超アルデンテのパスタではここまでなりませんし、お通じはよくなりますね
穀物から摂っていた食物繊維がなくなるので、意識して摂っていたつもりでしたが、足りてないようでした
気をつけないといけませんね』
いつもコメントありがとうございます。
「糖質摂ると胃もたれ胸焼け」は、私もあります。
逆流性食道炎の原因は、実は油ではなくて糖質だったということの証拠(?)でしょうか。
「「炭水化物食べないと力出ないんじゃない?」って言われますがむしろ逆」
というのも、Yさんの「ダルくて頭がうごかない」と同じような感じですね。
お通じの件も、一般的な糖質摂る食事でも、現代人は食物繊維不足だそうなので、糖質制限ではよりいっそう食物繊維の摂取を意識した方がいいかもです。
こちらのコメントは、なつさん、でよろしかったでしょうか?
『糖質(普通食)ご飯 パン 麺小麦粉 砂糖 芋類等々 摂取時の変化は…
食後の睡魔
翌日の歯石?ザラザラする
何と無くダルイ
洗顔時の肌触感 悪い
空腹をやたら感じる
甘い物への欲求
炭水化物摂取1日位なら さほど体調変化は有りませんが お盆 御正月等 気が緩み 何日か続くと 上記に加え 生理周期が 乱れました(>_<)糖質恐るべし!』
コメントありがとうございます。
お書き頂いた全てが「あるある」なんですが、特に「洗顔時の肌触感 悪い」は納得です。
霜降りのステーキ食べても翌朝顔が「脂でにゅるにゅる」なんてないのですが、糖質摂ると「にゅるにゅるや」ってなりますから。
余計な皮脂の原因も、実は糖質だったということですね。
で、なつさんも「何と無くダルイ」を経験されてるんですねぇ。
私の場合は、この「ダルい」はないのですが、前にも書いたように運動前に糖質摂って、かえって体が動かなくなったことがあります。
体調の所為か?とも思ったのですが、ひょっとすると皆さんと同じく「糖質摂ってダルい」になっていたのかもです。
これ面白いんで、また自分の体で実験してみます。
お次は、80kgオーバーから、なんと現役時代の体重56kgまでのダイエットに成功された、Sじむさんです。
『どうも。
25kgダイエット成功したワタクシです。
私も糖質を多くとると押さえきれないような眠気に襲われるのです・・・(昔は毎日カレー皿に大盛のご飯を食べていたのに何も眠くならなかったのですが。)汗』
Sじむさん、いつもお世話になっております&ご迷惑をお掛け致しております。
苦節ウン十回目のダイエット、今回は見事な成功、おめでとうございます。
「糖質制限に取り組んで、途中で糖質摂ると眠くて仕方がない」
これは皆さん口をそろえておっしゃいます。
やっぱり、一回過剰な糖質の摂取から離れてまた糖質を食べると、それまで無かった症状が出るんですね。
正に「糖質恐るべし!」ですね。
折角現役の体重に戻られたので、怖い顔チャンプのF氏とシャドーマス対決なんていかがでしょうか(笑)
以前、留学先での糖質制限について、ご質問を頂いていたコバさんが帰国されました。
『心身健康ですよ
あらてつさん、こんにちは!
先日無事カナダから帰国しましたよ!江部先生の新刊も購入し、とても嬉しくなって先生のブログにもコメントしたんです!
実は僕も睡眠時間が短くなったんですよ。朝は同じ時刻になると自然と目が覚めますし、睡眠の質が格段に良くなりました。6時間ぴったり睡眠でも毎日疲れ知らずの生活です。
性格の方も、以前みたいに一喜一憂しなくなったんですね。気分の浮き沈みがかなり減ったことと、さらに大らかになったというか(笑)とにかく、糖質制限食は身体に良いこと尽くめということですね!
余談ですが、近所のスーパーではビールコーナーに糖質オフの商品が別に陳列してありましたし、書店でも同じように糖質オフコーナーが設けてありました。嬉しいことですよ。これも先生方の努力の結晶だと思います。
前回コメントのお返事で、あらてつさんに「ゆるめのプチ糖質制限でも十分体重をキープできる」とアドバイスをもらいましたので、父の日には、1年半ぶりにラーメンを食べに行こうかと思ってます!
これからもずっと応援していきます。またコメントしますね^^』
コバさん、お帰りなさい。
無事に留学終了されたみたいで良かったです。
コバさんも睡眠時間が短くなったんですね~。
これで5人目のご報告です。
情緒の安定と何か関係があるんでしょうか?
精神が安定すると、睡眠が短くて済むとか…。
逆に、読者の皆さんで、糖質制限で睡眠時間が長くなった方がおられたら、是非お聞かせ下さい。
コバさん、これからも「美味しく楽しく」糖質制限をお続け下さいね。
コメントありがとうございました。
では、本日最後のご紹介、oyasamさんです。
『非糖尿人の半年の変化
非糖尿人。糖質制限食歴半年。こんな短期間でも良ければ変化を披露しちゃいます。体重は開始1ヶ月で50㎏→46㎏。現在は45㎏。BMI値(18.25)が低い。ホントは肉感的になりたい!肉食系女子(52歳!)に豹変し、たっぷり食べていても太らない(トホホ)。6月の健康診断では、毎年の健診と変わらず貧血気味のまま。改善は見られなかった(残念)。コレステロール値は上昇してた。睡眠時間は1日トータルで4~5時間でもすこぶる元気。肉類他タンパク質の摂取はおそらく量的には以前の2倍以上になっていて、黒いウンチに遭えるかと思いきや、毎日快便で、しかも予想に反して全く黒くはない。たまーに昼食に麺類を摂ると、非常にお腹が重く感じられる。まれに、普通の砂糖が入ったスイーツを食べた時(砂糖には罪悪感があるので、少な目で、遠慮がちに摂るのでバカ食いはなり得ない)と比較すると、炭水化物で摂る時は糖質の量が、砂糖の比にならないたくさんの量を摂る結果になるためか、お腹も決して重くはならない。手や顔の肌の潤いが、前より心なしか良い気がする。』
コメントありがとうございます。
『普通の砂糖が入ったスイーツを食べた時(砂糖には罪悪感があるので、少な目で、遠慮がちに摂るのでバカ食いはなり得ない)と比較すると、炭水化物で摂る時は糖質の量が、砂糖の比にならないたくさんの量を摂る結果になるためか、お腹も決して重くはならない。手や顔の肌の潤いが、前より心なしか良い気がする。』
これ、正にその通りです。
コーヒーに角砂糖5つ入れるっていうと、皆さん「え~!」っておっしゃいますが、ごはん一膳150gに含まれる糖質は、角砂糖5つと変わりません。
そう考えると、いわゆる「主食」と呼ばれる穀物から摂る糖質って、実はエゲつない量だってことが分かります。
なのに皆さん、そのことを冷静に見れない&考えられないんですよねぇ。
思い込みって、本当にコワイです。
とまあ、こんな感じで皆さんいろんな好調・不調を経験されておられます。
この件に関して、引き続きコメント募集しておりますので、宜しくお願いしまっす。
あ、まだご紹介してないコメントもありますが、別の話題でご紹介させて頂きますね。