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続・糖質制限、広がるのはいいんですが…

  • 糖質制限

日曜日、久しぶりに街に買い物に出ました。

ジャケット着て家出たのですが、途中でTシャツ一枚になるくらい日中は気温が上がってました。

昨日の朝、起き抜けでパンツとTシャツ一枚で朝食の準備してたら、寒いのなんの。

冷えた体でそのままバイク乗って出勤すると、さらに体は冷え冷え。

かなり早く出勤したにも関わらず、職場に着いてしばらく寒くて動けなかったあらてつです。

先が思いやられます…。

さて。

先週、糖質制限が広がるにつれての不安を書いたところ、読者の方からこんなコメント頂きました。

まず、糖質制限4か月で15キロの減量に成功!けど胸は痩せずに保っておられる、すいすいさんから頂いたコメント。

『糖質制限のケーキ
こんばんは、あらてつさん。
胸はやせないのすいすいです。
いつも楽しく拝見しています。
確かに「糖質制限」はまだまだ市民権をえていないですね。だからこそ「商気」あり、なんでしょうか。
先日、関西では4chの「ひるおび」で糖質制限が紹介されていました。あらてつさんのブログで、TVの取材依頼を拝見していたので、これかな?とか思いつつ・・・。
そのなかで、ケーキでは有名なパテシェが、糖質制限ケーキということで、ワンホールの上にいっぱいのイチゴがのったケーキが紹介されました。糖質量もでていましたが、私は???イチゴがあれだけのって、それはないわ・・・
そのパテシェさんはいろいろ調べて作った、そうで、悪気はなさそうなかんじ。でも、本当に糖質制限を毎日実践している身にすると、とんでもないことです。糖質のことを、まるで理解せず、カロリーオフ程度の認識でしくった、かんじ。
「商気」にしろ、要望があったから、にしろ、口に入るものを提供する側は、糖質のこと、糖質制限のことをもっと理解してほしいです。
そして、マスコミは、かんたんなつくりでなく、本当に理解して番組を流してほしいです。
糖質制限の生活は、不自由です。
これほどなんでも、食べられる国にして、食べられるものがない。それでも、この方法を知り実践して、体という財産にどれだけのプラスなことか。
一般に知られて理解者が増えることはうれしいですが、病を抱えている方や十分な理解のない方が、安易に不確かな情報で、まちがったことを知ってほしくないです。
長くなりましたが、TVはほんとうに、安易にみれるだけに罪つくりです。
初老の突き指、お大事に(笑 』

すいすいさん、いつもコメントありがとうございます。

突き指、なかなか治らず、指よりココロが痛いです(笑)

で、今回の話題、私の指とココロよりイタイ問題かもですね~。

「そのパテシェさんはいろいろ調べて作った、そうで、悪気はなさそうなかんじ。」

ここですわ。

確かに、悪気はないしそれなりに調べたんでしょうけど、「中途半端な知識は無知より怖い」の典型になってる気がします。

糖質制限を実践されている方は、それこそ糖質制限をせんとアカン事情があるからやっておられるわけで、流行り廃りでやってるわけじゃありません。

私、この番組見てないんで突っ込んだ話はできませんけど、それでも、実際に糖質制限を実践されている方から、こんな意見が出てしまうのは、正直いかがなものかと。

「本当に糖質制限を毎日実践している身にすると、とんでもないことです。糖質のことを、まるで理解せず、カロリーオフ程度の認識でしくった、かんじ。
「商気」にしろ、要望があったから、にしろ、口に入るものを提供する側は、糖質のこと、糖質制限のことをもっと理解してほしいです。」

この辺りが、リストランテASOの阿曽シェフ、Botanicaの新井田シェフみたいに、糖質制限を自ら実践されて、徹底してデータを取って効果を確認、その上でこの食事方法を広めるべきだと、信念に基づいて糖質制限に取り組まれてる方と、言い方悪いですが、この不況で新しい切り口探して始めた方との違いでしょう。

「一般に知られて理解者が増えることはうれしいですが、病を抱えている方や十分な理解のない方が、安易に不確かな情報で、まちがったことを知ってほしくないです。」

本当にそう思います。

お次のコメントは、Pauline・花央さんです。

『ひるおびの低糖質ケーキについて
あら哲 様
初めてコメントさせて頂きます。
実は先日『ひるおび』の番組で東京の『オーボンヴュータン』という有名フレンチシェフの1ホール20gで作ったタルトケーキの紹介がありました。北里大学の山田医師の発案という事でした。
で、気になり・・・しかしイチゴがテンコモシに乗っているのです。いちご5粒で5g以上あるのに・・・なんでと不思議でした。
どうしても気になるので東京のお店に問い合わせ内容を聞いてみると、あくまでお砂糖をパルスイート使っていて、イチゴは入っていないとの事です。それじゃ駄目ジャンとなりました。
もう一つキゥィのムースもありましたが、それも同じ計算との事です。折角有名シェフの作るケーキでしたが、SJTを本格的に実践しているものには手の遠いものでした。
この番組を見て『えっ?』と驚かれた方もいらっしゃるかと思い、コメントさせて頂きました。
因みに私は糖尿病1型ですので、当然のごとく果物は取れません。
高雄クラブと小樽フィッシャーマンズキッチンをことごとく食べている一人です。それ以外の糖質制限食のHP色々ありますが、今ひとつ信用なりません。
この際あら哲さんにそれも含めてどういうところを見極めればよいのか、教えて下さい。
私も一応高雄病院にかかっておりますし、こんな食べ物欲でまがいもの糖質制限食をつかまされたくないものですから。お尋ねしたくコメントさせて頂きます。 』

コメント&いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。

こちらも、結局は

「作る本人がどれだけ糖質制限を理解しているか」

さらに言うと

「作る本人が糖質制限を必要としているのか」

とどのつまりが

「作る本人が糖質制限を実践しているのか」

ってとこじゃないでしょうか。

だって、自分は好き放題「糖質無制限」の生活して、「私は糖質制限を作ってます!皆さん買って下さい」なんて、信用できるわけないじゃないですか。

私、伊達や酔狂で8年も糖質制限やってません。

糖質制限を本当に理解しようと思ったら、自分がやってないと絶対無理だと断言できますよ。

『高雄クラブと小樽フィッシャーマンズキッチンをことごとく食べている一人です。それ以外の糖質制限食のHP色々ありますが、今ひとつ信用なりません。
この際あら哲さんにそれも含めてどういうところを見極めればよいのか、教えて下さい。
私も一応高雄病院にかかっておりますし、こんな食べ物欲でまがいもの糖質制限食をつかまされたくないものですから。お尋ねしたくコメントさせて頂きます。 』

糖質制限食の広がりと共に、儲かると思って糖質制限やりだした業者の中には、確かにトンデモナイ材料使って「糖質制限」と謳ってるトンデモナイ連中が沢山います。

そんな連中の商品食べて「糖質制限やゆうてんのに血糖値が上がったやんけ!どないしてくれんねん!」との苦情が、なんでかサッパリ分かりませんが、私どもに多数寄せられるようになってきました。

まるで意味の分からないお門違いのクレームですが、正直、対応するのも面倒(笑)なのでサイトを立ち上げることにしました。

サイト名や詳しい内容はまだ決まってませんが、私が本当に信用できる糖質制限の実践機関を集めたサイトです。

立ち上げまでにもうちょい時間がかかりそうですが、出来上がり次第、このブログで紹介致します。

乞う、ご期待です。

 

 

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