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続・さかな、さかな、さかな、さかなを食べると糖尿病が良くなる?

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先週の木曜日から降り続いた雨が、やっと止みました。

雨のおかげで気温が下がって、幾分涼しくなったのですが、この湿度は困りもの。

洗濯物が全然乾きません。

今週、ずっと天気が悪いみたいで、まるで梅雨が来たかのような天気、いい加減うんざりです。

春雨前線に梅雨前線に秋雨前線、冬は冬で時雨空、日本て雨が多いんだと、今さらながら気がついた、あらてつです。

乾燥機欲しいなぁ。。。

さて。

先週書いてた「魚食べる男性 糖尿病リスク減」の続きいきましょうか。

「男性は魚食べると糖尿病のリスクが減るのに、女性は変わらない、なんでやろ?」の考察ですね。

この「女性は魚を食べても発症のリスクは変わらない」ですが、これは単に食生活含めた生活習慣の問題では?と私は思います。

以前に、

「30~50代の女性の3割が、WHO(世界保健機構)がすすめる「1日に摂る総カロリーの1%未満」という目安を越えて、トランス脂肪酸を摂取していた」

なんて記事書いたことがあります。

女性の方が男性よりもトランス脂肪酸の摂取が多いそうなんですね。

で、その理由が、女性は男性よりもお菓子を多く食べる習慣がある方が多いから。

女性は、オトコよりも間食でクッキーやらケーキやら菓子パンやら食べて、トランス脂肪酸を摂ってるわけなんですね。

これらの間食が多いってことは、取りも直さず糖質の摂取が多いってことで、糖質の摂取が多いと糖尿病のリスクは減りませんよねぇ。

あと、やっぱりなんだかんだ言っても、女性の方が日常的な運動量が少ないのもあるような気がします。

「魚を揚げて食べた場合もリスクは変わらない」は、言うまでもないですよね。

素揚げならともかく、天ぷらにせよフライにせよ、衣つけたらその分糖質摂っちゃいますから。

さらに加えると、揚げた魚を食べる時って醤油じゃ食べないでしょう?

何がしかの糖質の入った調味料をかけて食べますよね。

けど、サンマやイワシ焼いて、ソースやらケチャップかけて食べる人、私は知りません。

つまり、揚げ魚食べる時は、刺し身や焼き魚食べる時よりも、はるかに糖質を摂る可能性が高くなります。

これらの要因が合わさって「魚食べる男性 糖尿病リスク減」になったんではないかな、と私は思います、はい。

まあ、「糖尿病の原因は、カロリー過多や脂肪過多」というのが大前提にあると、女性のリスクが減らない理由を、

「体脂肪が多いから汚染物質を取り込んでどうたらこうたら…」

と、かなり苦しいこじつけないしないと説明できませんが、「糖尿病の原因は糖質過多」の視点から見てみると、食生活やら生活習慣やら含めて、もっと大きな目で見ることができるなと。

この「魚食べる男性 糖尿病リスク減」について、江部康二先生も8月19日のブログでこう書かれてました。

『南里明子先生は、魚油に多く含まれるEPAやDHAが、よい効果を与えた可能性がある、とのことですが、私はことはそれほど単純な話ではないと思います。

つまり、

「エパデール(EPA)を内服している人は、糖尿病の発症リスクが減る」

というような単純なことではないということです。

EPAやDHAという部分的なものだけでなく、小魚や脂の多い魚の食材としてより全体的な要因が関わっていると思います。

この研究報告、

『小魚と脂の多い魚を多く食べる男性の糖尿病発症リスクが減少して、女性では魚の摂取量とは関連がなかった。』

という、ことは事実として言えると思います。

しかしその背景には、さらに食生活以外にも、ライフスタイル全てが関わっているような気がします。』

江部康二先生、ありがとうございました。

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