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甘いは美味しいではないお話

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お盆休みで各地から里帰りされてるのか、やたら他府県ナンバーの車が多いです。

さらに加えて休みなもんで「オマエは普段絶対運転してへんやろ」なんてドライバーが路上に溢れ、ただでさえ無茶苦茶な京都の運転マナーが、輪を掛けてヒドイ状態になってます。

だがしかし。

私も他府県行って運転してれば、こんな感じで見られてるんやろなぁと、温かい目で見守ろう(笑)と心に決めた、あらてつです。

でも、無理でした(大笑)

さて、話は変わって、ぽっぽさんから、ちょっと考えさせられるコメント頂きました。

『ひとりごと
はじめまして。
こんにちは。
いつも楽しく勉強させて頂いています。
今日は誰かにちょっと愚痴を聞いてほしくて投稿させていただきました。
夕方のテレビでハンバーグ特集をやってまして。
いくつかのお店をまわりその店のハンバーグの特徴を紹介していました。
新作用に作られたいくつかの試作品を食べ、社長が選んだのは「これは甘さもあって…」のコメント付で決定。
次の店では肉汁を閉じ込めるためという理由でハンバーグを更にパン粉で包むという料理法。
ハンバーグは自分で作れば糖質制限には打ってつけの料理なはずなのに。
野菜も果物も甘いものがおいしいとされ、あらてつさんが以前書かれていたように本来は塩で漬けるはずの漬けものにも必ずと言っていいほどぶどう糖や砂糖が使われているありさま。
日本はいつになったら「あまーい(=おいしい)」から脱出するのかなあ。
無駄に炭水化物を付け足すなー!
こんな日本が糖尿人を増やしているんだぞー!!
ああ、少し落ち着きました。
テレビ見ていたらイライラしてきてしまって。
愚痴聞いてくださってありがとうございました。』

こちらは、迷える子豚ちゃんさんからです。

『ぽっぽさんのひとりごとへ
最近の商品の砂糖多様を私も感じていました。特に梅干が甘いのは驚きです。なんで必要ないところに入れるんでしょうね(怒)
ただ、砂糖をいれることによってコクが生まれるので私は隠し味程度に使っています。
糖質オフ生活でも大丈夫なハンバーグにあえてパン粉で包む・・・有り得ない。パン粉で包まなくても肉汁閉じ込められますから!!これから普通に肉汁たっぷりの美味しいハンバーグを食べてきます!』

ぽっぽさん、迷える子豚ちゃんさん、コメントありがとうございます。

以前、某食品メーカーの開発の方とお話してまして、彼の口から出た言葉が、

「人間は甘みを旨みと感じますから、甘い味付けにしてあります。」

う~ん。。。

別にこの開発の方自身は、甘い方が消費者受けするし売れるんで甘い味付けで作ってるだけで、別に悪意があるわけではないと思うんですね。

けどなぁ。。。

これって、美味しいような気がするだけで、ホントに美味しいわけではないです。

早い話、騙されてるわけですわ。

本当に美味しいものを作ろうと思えば、それなりに良い原材料を使って手間暇かけないとできません。

そうするとコストが掛かる上、大量生産できなくなります。

こんなことしてたら、ラインで一気に大量に作る大手メーカーさんは採算が合わないので、安い原材料で安価に大量に作ったものを、如何にして「美味しいような気にさせる」かを考えます。

その手段の一つが、「甘くする」なんですね。

私の年代から下の世代は、子どもの頃からこんな食材ばかり溢れていたので、食品メーカーの欺瞞を疑うこともなく、見事に騙され続けてきてます。

私の場合、糖質制限を始めたんでこの事に気が付きましたが、世の中の大多数が騙されっぱなしなわけです。

でもね。

これって、ミンチってすぐにねずみ色になるのに、それだと売れないから発色剤入れるとか、たらこは赤くないと売れないから着色料で色つけるとかってのと同じで、消費者の側にもある一定問題があると私は思います。

まあ、最初に赤いたらこ売った奴が悪いと云えばそうなんですが、消費者の側も、もう少し賢くなってメーカーに“No!”をつきつけられたら、いろんなことが変わってくると思います、はい。

なのでぽっぽさん、あまりイライラなさらず、みんなで賢い消費者になっていきましょうね♪

 

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