糖質制限が美容とダイエットになぜいいか?脂肪がちゃんと燃えてくれるから編
- ダイエット
最近、頭の中をずっとリフレーンしてる歌があります。
ドザえもん~、ドザどざえもん~、ほんわかぱっぱほんわかぱっぱ、ドザえもん~♪
こんにちは、ぼく、ドザえもんです。
しばらく旅にでるか、リハビリを受ける必要があるんじゃないかと思う、あらてつです。
意味不明な歌はおいといて、前々回の続きをいきますね。
初心に返って(?)糖質制限のダイエット効果のお話ですが、前回は、「糖質を制限すると肥満ホルモンがでないので太りにくいですよ」なんて所を簡単に説明しました。
で、今回は、糖質制限を続けると痩せていく理由について、もうちょい詳しく書いていきますね。
なるべく分かりやすく書いていきますので、お付き合いのほどを。
糖質制限を続けると、
もともと人間の体は、脂肪を日常的に燃やしてエネルギーとしています。
私がこうしてブログ書いてる時や、歩いているとき、家事程度の運動量でしたら、本来使われるべきは脂肪です。
ですが、現代人は糖質を過剰に摂取しているので、本来燃えなきゃならない脂肪が燃えずに、どんどん溜まる方向にいっちゃってるんですね。
では、なぜ溜まるのか?
説明しよう
食べ物で摂った栄養素は、体の中で燃える順番が決まっておりまして、
1、アルコール
2、糖質
3、脂質
4、タンパク質
となっております。
ま、普通に社会生活を営んでいて、朝昼晩と酒飲んでる方はそうそうおられないと思うので、1のアルコールはおいといて、例えば、食パンにバターを塗って食べるとします。
皆さんよくやるこの組み合わせだと、糖質+脂質を一緒に食べることになるのですが、これだと、食パンに含まれている糖質が先に使われて、バターの脂質は使われません。
しかも、使われずに余った食パンの糖質は、前回出てきた「肥満ホルモンインスリン」(なんか戦隊ものの悪役みたいですね…)によって脂肪に変えられ、使われなかったバターの脂質と一緒に溜め込まれてしまいます。
具体的な数字を挙げましょう。
え~、「私、朝は食パン一枚しか食べてへんのに、全然やせへん~」とのたまう女性がいるとします。
五訂栄養成分表によると、食パン一枚の糖質量は、約30gとされています。バターはほとんど糖質がなくて、約八割が脂質です。
食パン1枚にバター10g塗って食べるとして、糖質と脂質に限ってめっちゃ単純に計算しますと、糖質1gで4kcalなので、30×4で120kcal、脂質は1gで9kcalなので、8×9で72kcalの熱量になります。
お昼食べるまでに、これだけのエネルギーを消費しきれるのか?
答えは、ビミョ~です(笑)
まあ、仮にデスクワークで消費するカロリーが、1時間で79kcal(厚生労働省:第3回運動指針小委員会 資料より)とされていますから、2時間で158kcal、いちおう朝食べた糖質分は、なんとか消費できるし、バターの脂質も消費できそうです。
だがしかし。
この計算、25歳の女性を基準に算定してるそうで、これが35、40と年を重ねてきますと、筋肉量もどんどん減ってきますので、もちろん消費するカロリーも減ってきます。
すると、午前中だけでパン1枚+バターのエネルギーを消費できないどころか、そうなると先ほど書いたように、「食パンの余った糖質が脂肪に変化いたもの」に「バターの脂肪」がそのまま上乗せして、「腹の上のぽにょ」になってしまいます。
この話を隣のデスクのデザイナーさん達としてますと、
「え~、朝からちゃんと掃除やらして体うごかしてるのに~」
いえいえ、掃除なんて1時間やったって134kcalの消費に過ぎません。
こんなの、ご飯半膳食べたら帳消しです。
しかも、掃除の時間を聞いたら、五分ですって(笑)
よく、動いてるのに痩せないと仰る方の運動量を聞いてみると、皆さん、こんな感じです。
私も、家では掃除に洗濯、炊事にと、家事全般毎日やっておりますが、こんなもんの消費カロリーはたかがしれてます。体動かしたうちに入りません。
皆さん、朝食は比較的軽めの方が多いでしょうし、食パン1枚程度でこんなんですから、これがお昼や夜になるとどうなるかは、もはや言わずもがなでしょう。
この運動量の少なさで、昼食、晩ご飯で一般的な「糖質+脂質」の組み合わせ、いわゆる「おかずとごはん」の食生活をしてますと、ぽ~にょぽにょどころの話ではなくなってしまいます。
ところが、糖質制限を行うと、糖質が入ってこないわけですから、燃える順番の3番目、脂肪がきっちり燃えて、体脂肪が減ってくれてダイエットに効果的、というわけです。
はい、ここで今月の標語
「脂肪溜めるな金貯めろ」
ではまた次回。
<つづく>