続・糖質制限とケトン臭
- 糖質制限
職場について約二時間、そろそろ帰りたくなってきた、あらてつです。
あ~、テンションあがらねぇ~。
だがしかし、働かないと喰っていけないので、なんとか頑張りましょうかね。
さて。
前回、ケトン臭に関して読者の皆さんにコメントお願いしたところ、wakaさんから、ご報告頂いたのでご紹介させて頂きます。
『あらてつさん、こんにちは。
私はスーパー糖質制限食1年半、食事は朝と夕方の2回です。夕食時はアルコールも十分いただきます。
ケトン臭ですが、多分あると思いますが、自分ではわからず、家族や友人からも指摘されたことはありませんので、確認出来ませんが、定期通院時の検査で未だ尿ケトン体が3+で出ていますので、呼気ケトン体もでていると思います。
私の場合、食事の脂質の割合が高いのかもしれません。マヨラー+オリーブオイラーですので。』
wakaさん、いつもコメントありがとうございます。
ご報告頂き、ありがとうございます。
スーパー糖質制限実践で、食事が1日2回ということは、江部康二先生とほぼ同じ食生活ですね。アルコール十分なところも含めまして(笑)
けど、尿中のケトンが+なんですよね。江部康二先生は、尿中のケトンが-だったので、ここは違いますね。
読者の皆さんから頂いくコメントでは、糖質制限を続けて、最初は出ていた尿中のケトンが、数か月で出なくなったと仰る方が多いのですが、wakaさんのように、1年半以上も続けているけど、まだ尿中にケトンが出ると仰る方もおられます。
ちなみに、江部康二先生の場合は、尿中のケトンはマイナスですが、血中のケトンは530μM/L(26~122)だそうです。
尿中に出ているということは、恐らく呼気にも出てるんじゃないかなと思うのですが、このあたりの差が何でなんかがよくわかりません。
で、江部康二先生に聞いてみようと思ったのですが、週末お会いできなかったので、先生のブログを読み返してみたところ、いい記事見つけました。
以下、抜粋させて頂きますね。
『半年経過しても尿中ケトン体が陽性の人も時々おられます。野菜もごく少量の非常に厳格な糖質制限の場合、半年以上経っていても、血中ケトン体が「3000~4000」レベルのことがあります。このようなときは、尿中ケトン体が陽性となります。
例えば、小児科領域で難治性てんかんの食事療法として「ケトン食」があります。ケトン食は、脂質の摂取比率が総摂取カロリーの75~80%という基準があり、まさに超厳格糖質制限食ですね。
この場合、2~3年続けていても常にケトン体陽性です。勿論腎機能にも問題はありません。』(江部康二先生、2009年09月08日の記事より。)
はっはあ~ん、なるほどですね。
wakaさん、マヨラー+オリーブオイラーということで、仰るように、脂質の割合が高いんですね。
いうなれば、糖質制限でもかなり厳格で、ケトン食に近いんではないかと。
ケトン体は脂質を代謝したときに体内で作られますので、それだけ多く脂質を摂れば、作られるケトンの量も増えますし、そうすると体内で使い切れなくて、尿中に出ても不思議じゃないですね。
そういえば、以前に御子さんがケトン食をされている読者の方から、長く続けているけどケトン臭がしますとコメント頂いたことがあります。
これで一つ謎が解けました。
だがしかし。
肝心の、zero-haradaさんから頂いたご質問、
「口臭を和らげる手段はありませんか?」
の答えが見つかりません…。
嗚呼、zero-haradaさん、力及ばずでゴメンナサイです。