漢方&糖質制限で花粉症克服&体質改善
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世間では、スギ花粉飛散のピークが終わり、今度はヒノキの花粉が飛び始めています。
例年なら、この時期、花粉症の話をちょこちょこ書いてるのですが、今年は、花粉症の話題が出てこないのに、皆さんお気づきになられましたでしょうか。
それはナゼか?
私が、花粉症の症状が出てないからなんですねぇ(笑)
少し前に、ちょこっと鼻づまりと目のかゆみがあったのですが、今は全くもって大丈夫です。
おなじみ、京都西院ボクシングジムのsジムさんこと鈴木会長をはじめ、私の周囲の花粉症患者の方々は、ご多分にもれずえっらいことになってます。
ところが。
私の場合、いつもなら指折り数えて待つスギ花粉のピークが、気がついたら終わっていたという、なんとも素晴らしい状況に。
去年もかなり軽傷で済みましたが、今年は輪をかけていい感じで春を迎えることができております。
これというのも、糖質制限を続けてきたことと、江部洋一郎先生が去年の10月から処方してくださっている、漢方薬のお陰です。
さらにさらに、この冬一度も風邪引いてません!なんて書いてましたが、結局、一度も風邪ひかないまま冬を越すことができました!人生初の快挙です!
糖質制限を実践すると、グルコーススパイクが起きないので代謝が安定、その結果、アレルギーなどが起きにくくなります。
そこへ加えて、中国4000年の歴史を誇る漢方薬で、免疫機能アップ&体質改善!
漢方&糖質制限で、見事にアレルギー&虚弱体質を克服(?)したあらてつです。
ところが、私はものの見事に克服しましたが、読者の皆さんの中には、まだまだ花粉症で苦しんでる方が多いのではないかと思います。
というわけで、久しぶりに漢方治療のご紹介です。
漢方治療と言いますと、民間療法の延長で、なんだか胡散臭いイメージを持たれている方がけっこうおられますが、全然そんなことはございません。
このブログの読者の皆さんは、高雄病院=糖質制限とイメージを持たれてる方が多いかと思いますが、高雄病院は、もともと漢方治療で有名になった病院でして、院長の江部洋一郎先生をはじめ、漢方医の先生方が診察を行っています。ちなみに、漢方生薬の消費量は、日本で一番なんですよ。
今でこそ、あちこちの病院で治療に漢方薬を取り入れたり、漢方外来を開設したりしてますが、漢方治療が注目されるはるか以前から、高雄病院では、漢方治療を行ってきたわけです。
また最近、西洋医学の世界でも、個人個人に合わせた処方というのがしきりに言われますが、漢方では、そんなことは4000年も前からとっくにやっております。
例えば、花粉症の治療にしても、ただ単に鼻水や鼻詰まりなどの症状だけを診るのではなく、一人ひとりの体質を診て、生薬を合わせて処方します。
その漢方の診断方法ですが、まず診察に来られた方の脈を診ます。脈を診るといっても、ただ単に脈拍を測るだけじゃないですよ(笑)
難しい話は分かりませんが、何か所かで脈をみて、浮いてるとか沈んでるとかで体調を診るそうです。
その後、今度は舌診(ぜっしん)と言って舌を診ます。
それからお腹を診る腹診を行って、体質と症状に合わせて生薬を組み合わせ、漢方薬が完成します。
こうして処方された漢方薬は、たとえば同じ花粉症でも、太郎さんに処方される漢方薬と、権兵衛さんに処方される漢方薬では、全く内容が違います。
いうなれば漢方薬とは、個人個人に合わせたスペシャルブレンドで、この生薬の組み合わせが、漢方医の腕の見せ所だそうです。
西洋医学ではこうはいきません。
例えば、花粉症で耳鼻科に行ったとします。
そこで出てくるのは、決まって抗アレルギー剤とステロイド剤、炎症が強い時は抗炎症剤、それで胃が荒れたら胃薬と、出てきたそれぞれの症状に対して、薬が処方されます。
つまり、すべからく対症療法なわけです。
でもこれだと、症状の数だけ薬が増えていくことになり、毎度毎度すごい量の薬を飲むはめになります。
ところが、漢方では、先ほど書いたように、ひとつの症状だけを診るのではなくて、その人その人の体質やらを診て、生薬を合わせて処方すので、際限なく薬が増えるなんてことはありません。
ちなみに、江部洋一郎先生によりますと、現代の病気は、原因がはっきりしない病気が8割以上で、梅毒のような根治療法が期待できる病気は1~2割しかなく、8割以上は対症療法だそうです。
漢方治療では、花粉症以外の症状、これらの西洋医学的に原因がわからない病気に対しても有効で、気の流れや血の流れをスムースにして、五臓六腑の機能を整えて自然治癒力を高め、根治に結びつく可能性があるそうです。
具体的な診察症例は
ネフローゼ症候群・SLE・MCTD・潰瘍性大腸炎などの「難病」(厚生労働省指定)
気管支喘息・肺線維症・肺気腫・慢性気管支炎・アレルギー性咳嗽など「呼吸器疾患」
慢性関節リウマチなど「膠原病」
過敏性腸・慢性肝炎・胃.十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・便秘・口内炎など「消化器疾患」
アトピー性皮膚炎・花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支喘息など「アレルギー疾患」
不妊症・生理痛・冷え性・生理不順・無月経など「婦人科疾患」
高血圧・狭心症・不整脈など「循環器疾患」
糖尿病・痛風など「代謝疾患」
アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・じんましん・天疱瘡・しもやけなど「皮膚疾患」
微小変化群・膜性腎症など「腎疾患」
風邪・風邪をひきやすい・不明熱・頭痛・めまい・耳鳴りなど「雑病」・・・
だそうです。
詳しくは、
高雄病院(075-871-0245)
にご相談くださいね~。
あ、くれぐれも、京都高雄倶楽部にお電話くださっても、予約は取れないので念のため♪