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人工甘味料が腎障害に関連している可能性が・・・

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『そうそう、人工甘味料と炭酸がコラボの飲料が腎臓機能の低下を招くってアメリカの研究で発表されたとか。 がぶ飲みしていたので、ショックです。コーラ0とか、ペプシとか。人工甘味料がよくないのか、炭酸との掛け合わせがよくないのかわからないですが・・・。』 norikoさん、いつもコメントありがとうございます。 このブログに来て頂いている皆さんの中で、ダイエットコーラなどの、いわゆる「糖質0」や「カロリー0」を謳った清涼飲料水を愛飲されている方も多いと思います。 これらのカロリー0、糖質0飲料には、甘味料として、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースなどの人工甘味料が使われています。 上記の3つの人工甘味料は、FDA(米国食料医薬品庁)が、摂取総量規制はありますが、食品への使用を許可しております。 しかしながら、危険性についての論議は続いておりまして、本当に安全なのかは結論が出ていないように思います。 で、その安全性についてですが、これまで発がん性についての議論がなされてたのは知ってましたが、腎機能低下の可能性については、全然知りませんでした。 で、さっそくインターネットで検索してみたところ、「ヘルスデージャパン」に以下の記事が掲載されていたので、ご紹介させて頂きます。 『高塩分食、人工甘味料使用炭酸飲料が腎障害に関連(2009.11.12掲載) 塩分の高い食事や人工甘味料を使用した飲料を摂取すると、腎機能低下のリスクが増大することが2つの研究で示された。「現在、腎疾患における食事の役割については限られたデータしかない。さらに研究を重ねる必要はあるが、われわれの研究から、ナトリウムの多い食事や人工甘味料の入った炭酸飲料の摂取が腎機能低下の原因となることが示された」と、両研究を行った米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院(ボストン)のJulie Lin博士は述べている。 第1の研究では、米国看護師健康研究(Nurses’ Health Study)に参加した3,000人強の女性の食事と腎機能低下について検討した。その結果、正常な腎機能を維持していた女性の中では、食事の塩分の高い人ほど腎機能の低下が大きく、ナトリウム摂取が腎疾患の進行を促進するとの動物実験データと一致する結果であった。 第2の研究では、同じ女性を対象に砂糖および人工甘味料の入った飲料と腎機能低下について検討。その結果、1日2サービング以上の人工甘味料入り炭酸飲料を摂取すると、腎機能低下が加速するリスクが2倍になることが判明。砂糖入り炭酸飲料と腎機能低下との関連は認められなかった。人工甘味料入り飲料と腎機能低下との関連は、年齢、肥満、高血圧、糖尿病、喫煙、運動、カロリー摂取量および心血管疾患などの因子を考慮してもなお認められた。人工甘味料がどのように腎機能低下に影響するのかついては、さらに研究を重ねる必要があると研究グループは述べている。 両研究は、米サンディエゴで開催された米国腎臓学会(ASN)年次集会(腎臓週間2009)で発表された。(HealthDay News 11月2日)』 人工甘味料と炭酸のコラボが原因ではなくて、清涼飲料水に使われている人工甘味料を使った人工甘味料に原因があるみたいですね。 この実験だけで断定はできませんし、私自身は、これらの清涼飲料水を飲まないので、なんとも言いにくいのですが、やはり、科学的に合成されたものって、体にはよくないんかなぁと。 私としては、いわゆるサラダ油やマーガリンもそうなのですが、必要以上に人為的な操作をされたものは、極力口にしたくないと思ってますので、人工甘味料のたぐいが入っているものをわざわざ買いません。 しかしながら、ここまで広く世に出回っている商品が、安全性に問題アリとなると、ちょっとなぁと思ってしまいます。 さらなる検証結果を待ちたいですね。 今回のブログは、ヘルスデージャパン2009.11.12掲載記事を参考にさせて頂きました。 ありがとうございました。

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