糖質制限と便秘と下痢
- 糖質制限
『羨ましすぎです…なんでっ? なんでですかっ??? 現在より真面目に糖質制限をしていた頃、普通でも順調ではないのに、 ひどい便秘症になってしまって、とても苦労しました。 最近はゆで野菜やライ麦100%パンや玄米を昼に少量食べるようにして、ゴミになるものを増やしたのですが、思うようには出ず、病院でマグラックスを出してもらいました。でも…でません。 出ないってことは毒素を体内に溜めているので、皮膚への影響も心配なのですが、うまくいきません。 うらやましいです~。 あと私に残された道は焼肉と深酒のセットでしょうか… 』 まきらんてさん、いつもコメントありがとうございます。 で、下痢なんてぜんぜんうらやましくないですよ~(笑) 私、基本的にお腹が弱くて、1年の5分の4は下痢してますからね~。小さい頃から冷たい飲み物も飲めなかったですし、アイスクリームなんてもっての他でした。 未だに夏でも熱いお茶を飲んでおりまして、お蔭で茶坊主などと言った、あまりありがたくないニックネームを頂戴してしまいましたから。 しかも萬年下痢気味だと、痔ろうになりやすいと肛門科のドクターから聞いたので、なんとかならんもんかと思いますよ。 こんな感じで、年中下痢の便秘とは程遠い生活を送っているわけですが、そんな私が、生まれて初めて便秘になったことがあるんですね。それが糖質制限を始めた初期の頃なんです。 こんなこと書いたら、便秘で苦しんでらっしゃるまきらんてさんから怒られそうですが、人生初便秘に感動しましたよ。 「おお~、お腹よ、これが初便秘だ。」 って(笑) これ以上バカなこと書いたら、ほんとに怒られそうなのでまじめに書きますが、糖質制限を始めてまきらんてさんのように便秘になった、または下痢になったと仰る方、けっこうおられます。 これはナゼかといいますと、現代人は、乳離れした瞬間から炭水化物(糖質)が中心の食生活になってしまいます。そうしますと、成人して糖質制限を始めるまでの何十年、その炭水化物中心の食生活に適した腸内環境が、ず~っと保たれるわけです。 ところが、糖質制限を始めると、それまでの炭水化物(糖質)中心の食生活から、タンパク質・脂質中心の食生活に一気に変わります。 でも、腸内細菌は急に変わることができませんから、下痢したり便秘したりしてしまうそうです。 で、糖質制限を続けていくと、徐々に炭水化物(糖質)に適応した腸内細菌から、タンパク質・脂質に適応した腸内細菌に変わっていって、お腹の状態も安定していきます。 その期間は個人差があるのですが、だいたい1ヶ月から3ヶ月もすれば、ほとんどの方が落ち着きます。 だがしかし、 困ったことに、便秘が改善しない方がおられるんですね~。 特に、もともと便秘がちな方は、糖質制限をおこなってさらに便秘がひどくなったなんてよくお聞きします。 これは、私思いますに、糖質制限を始めた当初は、なにをどう食べていいか要領がつかめないので、極力糖質を減らそう減らそうとして、いきおい、肉・魚などのたんぱく質ばっかりの食事になってしまうからではないかと思うんですね。 そこで、私みたいな便秘初心者の話では、あんまり参考にならんかもですが、あらてつ的便秘対策をご紹介します。 とゆうても、水菜を食べてただけなんですが(笑) 水菜は、伝統的な京野菜ですが、今は全国どこでも売ってますよね。 こいつを生のままサラダにしてむしゃむしゃ食べたり、さっと湯がいてポン酢かけて食べてました。 水菜100gには、3.6gの繊維質が含まれているそうで、これは、レタスやセロリより全然多いのオススメです。 あと、『管理栄養士のローカーボ・キッチン』を書かれておられる、東京の管理栄養士の大柳さんから、「海草に含まれる食物繊維は、とても便秘にいい。」と教えて頂きました。 具体的には、「干しひじき」とか、海藻類を乾燥させたものがいいそうです。 私の場合だと、ひじき食べたら翌日そのまま出てきて、まさしく「ひじきは7回食べられる。」を実感するわけですが、確かに便の量も多いような気がします。 後はつきなみですが、野菜をいっぱい食べる、水分を多めに摂るようにするようにしたら、便秘は解消されました。 それくらいとっくにやってるわ!と言われそうですが…。 あぁ、まきらんてさん、こんな答えでごめんなさいです。]]>