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糖質制限で粉モノはどこまで許されるのか?

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『外食のコツ参考になります!普段は自分で作ることがほとんどですが、食べにいくとき躊躇するものです。ありがたいです。 普段は自炊とおききしたので教えてください。 片栗粉は糖質が高いですか?麻婆豆腐などとろみをつけたいときにちょっと使いたいんです。こなもんはほどんどアウト!のようなんでだめでしょうか。 あらてつさんはどうなさってますか?』 少し前にもパン粉について、漢さんからご質問頂いたので、ちょうどいい機会なのでこのあたりを考察してみましょう。 まず、片栗粉に含まれている糖質ですが、五訂日本食品標準成分によると、小さじ一杯3gで2.4gの糖質があります。 この3gってのは、常用量だそうです。 といことは、マーボ豆腐4人前に小さじ一杯の片栗粉を使ったところで、4で割っても0.6g、1人分にしてみれば知れた量ですよね。 しかも、具の豆腐やら全部食べた後、皿をなめてアンを全部食べるなら別ですが、丸々0.6gの糖質を摂るわけじゃないので、この程度なら、十分許容範囲かと思います。 パン粉なんかもそうですね。 同じく五訂日本食品標準成分によると、パン粉の常用量は3gで、そのうち含まれている糖質は、1.8gだそうです。 ということは、仮にとんかつ1枚に6gのパン粉使ったとしても、3.6gの糖質です。揚げ物なんて、揚げてる間にある程度パン粉が取れますよね。 使ったパン粉が全部具に付いたままなんてありえませんので、実際に摂る糖質量は、もっと少なくなります。 乾燥パン粉より生パン粉にして、パン粉の使用量を減らせば、もっと糖質量は減ります。 で、250gのとんかつに、葉っぱものの野菜で作ったサラダに味噌汁付けたって、全体の糖質量は知れてます。 このように、糖質制限を実践する上で大切なのは、トータルで糖質量を考えることなんですね。 片栗粉やパン粉が糖質量が高いからと気にして使わずに、他の食材で糖質摂っていたら、なにやってんだかわからなくなりますからね~。 具体的に言いますと、上記の組み合わせだったら、おそらく10gも糖質ないと思いますが、とんかつのソースかけちゃったり、サラダにドレッシングかけちゃたっり、味噌汁に芋やら入れたりすると、あっと言う間に糖質量が跳ね上がってしまいます。 と言うわけなので、ゆきんこさん、「1gの糖質が2型糖尿病なら3mg/dl、1型糖尿病なら5mg/dl血糖値を上げる」を念頭において、食後血糖値が140mg/dl以下を目指して、トータルの糖質量を考えてメニューを組んでみてくださいね。 また、疑問点があれば、お気軽にコメント入れてください。 ではでは。]]>

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