イタリアンって、もともと糖質制限やないの?
- 糖質制限
Botanicaに予約入れて、この素晴らしい料理を体感して下さい、はい。 話がそれてしまいましたね。 完璧に糖質制限なイタリアンは、Botanicaで味わって頂くとして、糖尿病を発症された方がイタリアンを食べても良いか?なのですが、阿曽シェフ仰いますように、イタリアンって砂糖を使わないそうなので、パスタとか小麦粉でできたもの以外は、糖質制限的にOKな料理ですね。 フレンチも、パンやらデザート以外をアラカルトで食べれば、充分糖質制限ができます。 とゆうことは、イタリアンって、糖尿病を発症された方だけでなく、予備群の方やメタボを気にされておられる方にもオススメの食事なんですね。 伝統的なイタリア料理って、パスタを食べつつも低GIで、江部康二先生が提唱される、『食生活十箇条』に当てはまる食事なんです。 「糖質制限と食生活十箇条は、小麦ダメなはず。なのに、どうして小麦でできたパスタがいいの?」 と思われるでしょう。 答えの前に、江部康二先生の『食生活十箇条』の第一条を思い出していただきたいのですが、 一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど) となっております。 で、イタリア料理で使われるパスタですが、よく「デュラムセモリナ100%」なんて書いてあったりしますよね。 この、「デュラムセモリナ」ってなんぞ?と言いますと、まず、デュラムというのは小麦の種類で、原始的な小麦の一種です。 こいつは、普通の小麦に比べて固く、消化吸収が良くないそうなんですね。 で、セモリナとは、粗く挽いた状態のことを言うそうです。 要するに、デュラム小麦を荒挽きしたものが、デュラムセモリナで、精製した普通の小麦粉とは違うものなんです。 精製してないので、普通の小麦粉のように、即時に吸収されません。 しかも消化吸収がもともと良くないですから、パスタのGIは低く(GI50)なっており食べても、「グルコーススパイク」が起きにくいんです。 なので、完全に糖尿病を発症された場合パスタはダメですが、予防の段階ならイタリアンって食事の選択肢の一つだと思います。 ちなみにイタリアでは、「パスタはデュラムセモリナ以外で作ったらあきまへん」なんて法律があるそうですよ。 最後に、江部康二先生の『食生活十箇条』をご紹介します。 『食生活十箇条』 一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど) 二、白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす 三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる 四、液体でカロリーを摂らない(飲みものは水、番茶、麦茶、ほうじ茶など) 五、魚貝類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る 六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る 七、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)など身体に良い油脂は積極的に摂る 八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る 九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ 十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで]]>