糖質制限入門ー調味料にはご注意!ー
糖質制限入門、今回は調味料についてです。
糖質制限に取り組む上で、意外な盲点なのが調味料に含まれている糖質です。
例えば、以前に、
「冬は毎日鍋しか食べてない、鍋は大丈夫だって言ったのに、血糖値が下がらない、なんでですか!」
と仰る方がおられまして、よくよく聞いてみたところ、市販のポン酢をかけて食べていたとのこと。
鍋料理でポン酢を使うときって、けっこうドボドボかけて食べるじゃないですか。
一般的に売られているポン酢は、100g中10g以上の糖質が含まれていたりします。
これを“ドボドボ~”って掛けて2杯3杯おかわりすると、10gどころの話ではなくなってしまいます。
鍋の具の野菜にも少ないとは云え、糖質は含まれますから、合わせると軽く20gを越えてしまった、なんてことになります。
ソースやケチャップ、焼き肉のタレなんかもそうです。
ソースやケチャップ、焼き肉のタレって、重量の30%以上が糖質って、皆さんご存知でした?
これ、知らない方がほとんどなんですよ。
私もこの仕事するまで知りませんでした(笑)
ケチャップなんて、
「砂糖を使わないと“ケチャップ”の名称を使ってはならない」
なんて意味の分からない法律があるくらいですから。
で、ソースとかケチャップって、使う時はそれなりの量を掛けるでしょう?
焼き肉のタレも、肉によく絡むように粘性が付けてあるので、肉と一緒にかなりの量のタレを食べてしまいます。
すると、知らず知らずにこれまた結構な量の糖質を摂ってしまっていた、なんて事が起こります。
ドレッシングも物によっては糖質が多いので気をつける必要があります。
ただ、糖質制限の目的が糖尿病治療でしたら、これらはなるべく避けてもらうのですが、ダイエットが目的でしたら、そこまでしなくてもいいかと思います。
これまでのようにドバドバ~って使わず、なるべく少なめを意識されると良いかと。
トンカツやら食べるのに毎度まいど塩コショウだと飽きてしまいますし、サラダもマヨネーズばっかりじゃ嫌になってきますので。